出版社内容情報
古事記はいかにして読まれ、神話はいかにして作られるのか
近代国家の成立期に古事記はどう読まれたのか、戦前から戦後にかけて古事記解釈はどのように変わったのか、そして、人びとは古事記神話になにを求めつづけているのか……。ラフカディオ・ハーンや西郷信綱といった先達の足跡を確かめながら、古事記がたどった数奇な運命を第一人者がたどりなおす。
【目次】
内容説明
近代国家の成立期に古事記はどう利用されたのか、戦前から戦後にかけて古事記解釈はどのように変わったのか、そして、人びとは古事記になにを求めつづけているのか…。ラフカディオ・ハーンや西郷信綱といった先達の足跡を確かめながら、古事記がたどった数奇な運命を第一人者がたどりなおす。
目次
1 近代国家と古事記(求められた古事記;国定教科書と巌谷小波;「国譲り」という目眩まし;教育紙芝居と古事記)
2 ラフカディオ・ハーン 異界と古事記(幽霊のいる洞窟と海;ハーンの古事記を読む)
3 西郷信綱研究(西郷信綱の出発 八月一五日を挟んで;西郷信綱の古事記;西郷信綱のことばと感性)
4 国文学的叙事詩研究(英雄叙事詩の萌芽;文学研究史のなかの叙事詩論;英雄時代論争の勃発;「古代貴族の英雄時代」その後;その後の西郷信綱)
著者等紹介
三浦佑之[ミウラスケユキ]
1946年、三重県美杉村(現・津市)生まれ。成城大学文芸学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学。共立女子短期大学、千葉大学、立正大学で教鞭をとる。千葉大学名誉教授。古代文学を専攻し、伝承・昔話や地域文化などを多岐にわたり研究。1987年に『村落伝承論』(五柳書院)を著し第5回上代文学会賞受賞。2002年に古老の語り口調で訳した『口語訳 古事記』(文藝春秋)で第1回角川財団学芸賞受賞。2013年に『古事記を読みなおす』(ちくま新書)で第1回古代歴史文化賞みやざき賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




