医療者たちの燃え尽き症候群

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医療者たちの燃え尽き症候群

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  • サイズ 46判/ページ数 380p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791777402
  • NDC分類 498.14
  • Cコード C0011

出版社内容情報

「燃え尽き症候群」の専門家はある日気づいた――自分自身が燃え尽きていたのだと。
新型コロナウィルスのパンデミック下にあった2020年の米国。医療従事者たちは言葉にならない苦痛と向き合っていた。さまざまな患者との対話を通して、精神科医である著者もまた自身の精神的負担に向き合っていく。「支える人」のメンタルヘルスに光をあてた瑞々しいドキュメンタリー。


【目次】

内容説明

燃え尽き症候群の専門家は、ある日気づいた―自分自身が燃え尽きているのだと。強迫性障害をかかえる研修医、復職後のPTSDになやむ看護師、パンデミック下の極限状態で追い詰められていく医療者たち、そしてかれらの語りに耳を傾けつづける精神科医ジェシー。それぞれが自身の内面と向き合うことで浮かびあがってきたものとは…。エッセンシャルワーカーの見えざる苦悩を繊細にえがく、迫真のエッセイ。

目次

幼少期からの完璧主義―競争溢れる教室
研修医ルークと強迫性障害―ハッピーバースデーを三回
精神科医の道を選んだわけ―病気ではなく、人を診る
医学部志望のナヤとパニック発作―医科大学入学試験を控えて
救急医メーガンの数十年ぶりの涙―ヒーローは感情を持たない?
“運命の”セラピスト、ミラー先生―「心のメンテ木曜日」
妊娠中の看護師ジャネット―集中治療室への「配置転換」
必要とされる存在でありたい―セルフケアの宿題
悪しき医療文化―レジリエンス神話
ミラー先生へのホットライン―コロナ病棟からの精神科依頼
まずは“怒り”から―セルフ・コンパッションのすすめ
「私、ギリギリで通ったの」―自己開示の力
本当の意味の休息―患者を忘れたことの罪悪感
パンデミック下のトラウマ―復職前のジャネット
何かがおかしい―休めない休暇
ミラー先生の告白―偏見は自分の中にも
身体的な問題?―かかりつけ医の診察
メンタルヘルスと医師への道―医師免許を失う恐怖
復職後のPTSD―無感覚という鎧
「私、完全に燃え尽きてるじゃない!」―濡れずに水の中を歩くようなもの
仕事以上の存在になる―与えることの代償
「助ける人」を支えること―医療に人間性を取り戻す

著者等紹介

ゴールド,ジェシー[ゴールド,ジェシー] [Gold,Jessi]
ペンシルベニア大学修士課程(人類学)のち、イエール大学博士課程(医学)修了。現在はテネシー大学健康科学センター精神科准教授をつとめる。『The New York Times』『The Atlantic』など一般向けメディアに幅ひろく寄稿。臨床医としても、医療従事者や研修医を中心に診療している

橋本望[ハシモトノゾム]
精神科医、医学博士。キングス・カレッジ・ロンドン精神医学研究所で依存症学課程を修了。現在は岡山県精神科医療センター臨床研究部長として、依存症に関する臨床・研究・教育・啓発活動に従事。NPO法人リカバリーポイント(岡山・鳥取ダルク)理事

橋本信子[ハシモトノブコ]
国際基督教大学人文科学科卒業。岡山大学文学研究科修士課程(米文学専攻)修了。元川崎医療福祉大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ソーシャ

6
医療従事者の診療を多く行っている精神科医の著者が、コロナ禍での医療従事者のメンタルヘルスについて具体的な架空事例も交えつつ、綴ったエッセイ。著者が診療で大事にしていることが伝わってきますし、著者自身の弱さについても書かれている点がすごく共感が持てます。後書きにもあるように、医療従事者が読むと自分自身の弱さに気づいてしまう一冊でした。(働きすぎると自分の心の声は聞こえなくなってくるのです)2025/11/16

Go Extreme

2
医療制度が非常に大きなストレスを受けていた時代 あり得ないミス 自分は大丈夫 医療の世界の隠れた現実 完璧さが求められる 医学教育の隠れたカリキュラム 感情を持つべきではない 感情的な枯渇 脱人格化またはニヒリズム 個人的な達成感の喪失 完璧主義の罠 誤りを学習機会として受け取る 自分の世話をすることへの抵抗 物理的な距離が心理的な距離も作り出す 患者さんたちから自分自身について学んでいる 医療の中に人間らしさを取り戻す 医療上の誤りを犯す確率 他人のお世話←まず自分たち自身のお世話をしなくてはいけない2025/11/17

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