出版社内容情報
〈ガザ〉に断罪される世界
パレスチナではいまなお多くの人たちが傷つき、そして、先鋭化を増すアメリカをはじめとした世界の暴力的な構造の中心に、ガザがある。この現実を前に、私たち自身にあらためて真剣に問うべきこととは何か。歴史、文化、社会、政治といったさまざまな視点による6つの対話。
【目次】
内容説明
パレスチナではいまなお多くの人たちが傷つき、そして、先鋭化を増すアメリカをはじめとした世界の暴力的な構造の中心に、ガザがある。この現実を前に、私たち自身にあらためて真剣に問うべきこととは何か。歴史、文化、社会、政治といったさまざまな視点による6つの対話。
目次
1 ガザの根源(パレスチナで起こっている本当のこと×小田切拓;パレスチナと第三世界―歴史の交差点から連帯する×金城美幸×林裕哲)
2 抵抗の文化(抵抗する声―本当に必要な、ガザの現場からの、内部からの、当事者からの声を伝える×松下新土;抵抗と虐殺をいかに描くか―アート/コミック・ジャーナリズムの可能性×山本浩貴)
3 難民の生(人びとが歴史を動かすとき×藤田進;難民はつくられる―ガザとルワンダを中心に×小田切拓×米川正子)
著者等紹介
早尾貴紀[ハヤオタカノリ] 
1973年生まれ。東京経済大学教授。専攻は社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
23
          
            読み友さんの感想を読んで、タイトルに、問いかけたくて。核兵器を保有するイスラエルが、国際社会から許されている「殺戮」の定義に胸が砕かれる思い。どの程度殺せばパレスチナ人を震撼させ挫けさせられつつも、国際社会から黙認してもらえるか。その言葉だけで私の心が打ち負かされそうだ。そんな職人芸、いらないだろ。暴力で建国され、暴力で維持される国・イスラエル。勝者のいない暴力の連鎖の歴史を、人々の死を、文化の継承を、読む。生き続け声をあげ続ける人の力を信じたいーそれも勝利の一つのかたちなのかもしれないから。2025/11/03
          
        pushuca
3
          
            息を呑む対談が並ぶ。2025/09/19
          
        

              
              

