出版社内容情報
地球物理学者による、 究極の「富士」案内
古来より日本人は富士山を崇拝の対象としてきた。そしていまなお富士は多くの人を魅了しつづけている。その証拠に日本の各地には「〇〇富士」の別称をもった山が存在している。利尻山、羊蹄山、岩木山、岩手山、鳥海山、磐梯山、西山、大山、三瓶山、開聞岳……これらが実はすべて「郷土の富士」なのだ。そもそも富士山とはいかなる山なのか、そして日本各地の「富士」にはどんな特徴があるのか。地球物理学者が、メジャーなものからマイナーなものまであらゆる「富士」をめぐる、究極の富士案内。
内容説明
みんな富士が好きだ。だから、驚くほどに「○○富士」の別称をもつ山は多い。ではそもそも富士山とはいかなる山なのか、そして日本各地の「○○富士」にはどんな特徴があるのか。著者が地球物理学や火山学の知見などもふまえながら、メジャーなものからマイナーなものまでひたすら「富士」だけをめぐる異色の山案内。
目次
第1章 日本の象徴
第2章 活火山・富士山
第3章 郷土の富士山
第4章 北海道の「おらが富士」
第5章 東北の「おらが富士」
第6章 関東の「おらが富士」
第7章 中部・北陸の「おらが富士」
第8章 火山のない近畿にも「おらが富士」
第9章 中国・四国の「おらが富士」
第10章 九州・沖縄の「おらが富士」
第11章 外国の富士山
著者等紹介
神沼克伊[カミヌマカツタダ]
1937年神奈川県生まれ。固体地球物理学が専門。国立極地研究所ならびに総合研究大学院大学名誉教授。東京大学大学院理学研究科修了(理学博士)後に東京大学地震研究所に入所し、地震や火山噴火予知の研究に携わる。1966年の第八次南極観測隊に参加。1974年より国立極地研究所に移り、南極研究に携わる。2度の越冬を含め南極へは15回赴く。南極には「カミヌマ」の名前がついた地名が2箇所ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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