出版社内容情報
多彩、多様な人々との親しく懐かしく美しい、著者九十七歳の回想
戦前の幼少時の追憶、戦時下の人格形成期を過ごした旧制一高で知り合った人々、弁護士として、社会人として、詩人・文学者として、戦後八十年の間に、著者の特異に幅広い社会生活の中で出会った友人・知己を偲ぶ、いとおしく、哀しく、心をうつ回想の文章。
内容説明
多彩、多様な人々との親しく懐かしく美しい、著者九十七歳の回想。戦前の幼少時の追憶、戦時下の人格形成期を過ごした旧制一高で知り合った人々、弁護士として、社会人として、詩人・文学者として、戦後八十年の間に、著者の特異に幅広い社会生活の中で出会った友人・知己を偲ぶ、いとおしく、哀しく、心をうつ回想の文章。
目次
第一部(中村豊;本田幸太郎 ほか)
第二部(遠藤麟一朗;岸薫夫 ほか)
第三部(加藤建二;木内良胤 ほか)
第四部(北川太一;粕谷一希 ほか)
著者等紹介
中村稔[ナカムラミノル]
1927年、埼玉県大宮生まれ。詩人・弁護士。一高・東大法学部卒。『世代』同人。1950年、書肆ユリイカから詩集『無言歌』を処女出版。詩集『鵜原抄』(高村光太郎賞)、『羽虫の飛ぶ風景』(読売文学賞)、『浮泛漂蕩』(藤村記念歴程賞)、『言葉について』(現代詩人賞)、伝記『束の間の幻影 銅版画家駒井哲郎の生涯』(読売文学賞)、自伝『私の昭和史』(朝日賞、毎日芸術賞、井上靖文化賞)ほか、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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