怪物たちの食卓―物語を食べる

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  • サイズ 46判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791776832
  • NDC分類 904
  • Cコード C0095

出版社内容情報

モンスターはどこにいるのか。たとえば、われわれ自身のなかに……
人は何を食べるのか、誰と食べるのか、そして何に食べられるのか。そんな、喰う/喰われるという関係性が交錯する暗がりから、にわかに怪物はやって来る。それは内なる他者なのか、それとも外なる世界へと逐われた自己なのか。異端の民俗学者が、食について思考を揺らす、おぞましくも血にまみれた魅惑的な旅への誘い。

内容説明

人は何を食べるのか、誰と食べるのか、そして何に食べられるのか。そんな、喰う/喰われるという関係性が交錯する暗がりから、にわかに怪物はやって来る。それは内なる他者なのか、それとも外なる世界へと逐われた自己なのか。異端の民俗学者が、食について思考を揺らす、おぞましくも血にまみれた魅惑的な旅への誘い。

目次

第1章(食べない女の神話学よ、さらば;食べる女たちの自画像;男たちは珍味の国をめざす;皮を剥くとき、狩りがはじまる;野蛮と憂愁に暮れなずんで)
第2章(母と子どもがひとつになる;妖婦は食べるために殺す;新しい火を盗んだ男の物語;アマゾネス的な哀しみ、そして希望)
第3章(怪物をめぐる血まみれの形而上学;異端の鳥たちが空を舞う;妖精と出会うこと、病むこと;怪物は神話とともに黄泉還る;怪物はささやき、物語の使徒になった)
第4章(種の混淆をもたらすものたち;内なる他者/外なる自己;獣人は性の極北への旅人となる;かーいぶつ、だーれだ、という声)
終章 診察椅子のモンスター

著者等紹介

赤坂憲雄[アカサカノリオ]
1953年、東京生まれ。民俗学者。『岡本太郎の見た日本』でドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

2
食べる女の肖像: 食べない女の神話は崩壊し食を楽しむ女性 ジェンダーの視点: 食と性は男女の幸福感の違いに影響 男女の幸福感の質的な違いを理解する重要性 食と性の関係・幸せの定義: 「食とセックスが女性の幸福を生む」 食べることの象徴性: セックス後の食事の重要性 社会的期待や役割に挑戦する要素 食べる女の類型: 食べない女・料理する女・食べる女の三類型 社会的役割や神話的なコードが関与 食卓の権力構造: 男性が食卓を支配・女性は給仕役 食べる女の存在を透明化・社会的期待を強化 新たな視点の提案2025/02/04

ぴゃす

0
エロ駄洒落を学問的に紐解く、だけの本かと思いきや、 妖精、ピエロ、見せ物小屋、フランケンシュタイン、性転換まで幅広く怪物とみなされがちなものを解説。そして怪物は何を食べ、人間は何を食べられているのか。血塗れの食卓だった。 怪物は癒しを与えることが本質だという内容がとても面白くかった。いつかこの本に出てきた参考文献を全て読みたい。怪物(是枝監督)が触れられていてうれしかった。 まどマギやヨルゴスランティモス作品、マッキーにも触れてほしい。好きなテーマすぎるのでこの人が書く文章はおいしくいただきたい所存2025/05/07

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