出版社内容情報
老いを甘んじて受け入れる必要はない
ランニングに打ち込んできた著者は、人生の半ばで絶望に打ちひしがれていた。怪我に悩まされ、体力とスピードの衰えに意気消沈し、走ることを諦めようと思ったとき、高齢者スポーツの驚くべき世界に出会う。そして、マスターズ世界陸上で人生を変える体験をすることになる。本書は絶望から希望へと向かう一人の男性の非常に個人的な記録であると同時に、ライフスタイルとトレーニングを調整することで生理学的な衰えの進行を遅らせることができること、そして人間の精神力によって高齢になっても楽しく健康的に走り続けられることを証明した画期的なガイドブックでもある。
スポーツの楽しさが年齢によって失われていると感じているすべての人への希望のメッセージ。
目次
ガレ場の下り
スクラップの山
パークランを楽しむ人たち
分かれ道
ネバーランド
都会を走るレジェンドたち
マスターズの成り立ち
見えない重荷
巨人たち
かなわぬ夢
筋力とバランス能力
スターティングブロック
スマートなトレーニング法
限界点
重力をやっつけろ!
失われた時間
庭全体への水やり
一〇〇〇〇m走に挑戦する
新たなトレーニング法を探して
第二の人生で才能を開花させたランナーたち〔ほか〕
著者等紹介
アスクウィズ,リチャード[アスクウィズ,リチャード] [Askwith,Richard]
40年以上のキャリアを持つジャーナリスト。著書に、英国スポーツブックアワードの新人賞部門を受賞し、ウィリアムヒル賞とボードマン・タスカー賞の最終選考に残ったFeet in the Cloudsなど6冊の本があり、現在英国で最も著名なランニングに関するライターの一人。最新作『Unbreakable:the Countess,the Nazis and the World’s Most Dangerous Horse Race』は、2020年のテレグラフ・スポーツブック賞を受賞した
栗木さつき[クリキサツキ]
翻訳家。慶應義塾大学経済学部卒業。金哲彦氏が書かれた初心者向けのランニング本を参考にして、50歳のときに初めてフルマラソンを完走し、その後は制限時間を気にしつつ、東京マラソン、つくばマラソン、富士山マラソンなどをスローペースで完走(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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