出版社内容情報
現場から浮かびあがる〈医〉の思想史
医療の専門職化の過程は反精神医学の歴史といかに結びつくのか。ゲノム編集ツール・CRISPR-Cas9は何をもたらしているのか。ニューロダイバーシティの思想と医療・ケアをめぐるジレンマとは。職場のストレスチェックとセルフケアの関係とは何か。臨床のあり方を問い直し、生政治の現在地をみつめる全16講。
内容説明
現場から浮かびあがる“医”の思想史。医療の専門職化の過程は反精神医学の歴史といかに結びつくのか。ゲノム編集ツール・CRISPR‐Cas9は何をもたらしているのか。ニューロダイバーシティの思想と医療・ケアをめぐるジレンマとは。職場のストレスチェックとセルフケアの関係とは何か。臨床のあり方を問い直し、生政治の現在地をみつめる16講。
目次
第1部 “医”と専門知(医療の専門家とは―陰謀と職業社会学;精神医学批判を振り返る―一九七〇年前後 ほか)
第2部 “医”と技術(iPS細胞の三つの世界―再生医療の科学技術社会論;クリスパー(CRISPR)哲学とラマルクの危険な思想 ほか)
第3部 “医”と政治(方法としての反ワクチン;ニューロダイバーシティという思想 ほか)
第4部 “医”と社会(安楽死は一つの顔をしていない;戦争/生政治/障害 ほか)
著者等紹介
美馬達哉[ミマタツヤ]
1966年、大阪府生まれ。京都大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。専門は医療社会学、脳科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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