孤独社会―現代日本の“つながり”と“孤立”の人類学

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孤独社会―現代日本の“つながり”と“孤立”の人類学

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  • サイズ 46判/ページ数 364p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791776696
  • NDC分類 361.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

日本社会の孤独を見つめる
人びとの心に巣くい、時に死に至らしめる孤独という「病」。孤独は個人の問題に留まるものではなく、社会全体で取り組むべき問題である。居場所のなさや生きづらさの根源はどこにあるのか。インターネット掲示板や東日本大震災の被災地、映画・アニメにいたるまでのフィールドに踏み込み、心理学・人類学の専門知から現場をみつめる。

内容説明

人びとの心に巣くい、時に死に至らしめる孤独という「病」。孤独は個人の問題に留まるものではなく、社会全体で取り組むべき問題である。居場所のなさや生きづらさの根源はどこにあるのか。インターネット掲示板や東日本大震災の被災地、映画・アニメにいたるまでのフィールドに踏み込み、心理学・人類学の専門知から現場をみつめる。

目次

第1章 主観性と共感
第2章 一人で死ぬのは寂しすぎる―インターネット集団自殺
第3章 社会とつながっていない人々をつなぐ―自殺サイト
第4章 生きる意味―日本の若者の「必要とされたい」気持ちを探る
第5章 三・一一東日本大震災を生き抜いて
第6章 レジリエンスの分析
第7章 孤独が教えてくれること

著者等紹介

小澤デシルバ慈子[オザワデシルバチカコ]
専門は医療人類学、心理人類学、社会人類学、日本研究。エモリー大学人類学部教授を経て、同大学ロシアおよび東アジア言語文化学科教授。なお本書『孤独社会』はVictor Turner Book賞、Stirling Book賞、Francis Hsu Book賞の受賞作である

吉川純子[ヨシカワジュンコ]
専門はアメリカ文学、アメリカ文化、ジェンダー研究。法政大学、中央大学他講師。お茶の水女子大学大学院修士課程英文学専攻修了。ラトガース大学大学院修士課程英文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

昌也

1
再読2025/04/20

Oki

1
「社会が構成員を単なる生産者とか消費者として、生産的、道具的価値しかもたないものとして扱うと、構成員は、自分の価値を生産性や成功というレンズを通してしてしか見なくなる。」 確かに、この副作用は想像以上に大きかったのだろう。2025/02/08

k inoue

1
孤独について様々な視点から考察し対処法まで提示している 自殺志願者の発した内容や311の震災に関する内容も含まれるので人によっては辛さを感じるかもしれない それでも孤独という現象について病気などと捉えるのではなく人間なら誰でも起こり得るものであるとする考え方はとても大事だと感じた 孤独に対する対処法についてはよく言われるものも含まれているが様々な切り口から考察したうえで提示されることで信頼性を感じた 孤独に対する言いしれぬモヤモヤを具体的に考えるきっかけとなった2024/11/16

Go Extreme

1
ロンリー・ソサエティ 主観性と共感: 主観性の二面性 相互主観性と社会 社会と情動 共感と三角法 政治経済と主観性 インターネット集団自殺: 心中一緒に死ぬこと 無責任な自殺 共感と主観性 自殺サイト 生きる意味: 生きづらいと感じること 幸福、ウェルビーイング、意味づけ 3・11東日本大震災 レジリエンスの分析: モラル傷害 孤独の社会的アフォーダンス 親密さの商品化 社会的、文化的レジリエンス 孤独が教えてくれるこ: 死ぬための許可と死ぬ勇気 受容するシステムの構築 言葉にする・対処することが可能2024/09/15

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