世界中の翻訳者に愛される場所

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791776689
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

それは、シュトラーレンの「翻訳者の家」
「あなたがどの国から来ても、どんな言語の翻訳者でも、ここはあなたを受け入れます。じっくりと翻訳に専念していってください。」
ドイツの果ての町で、翻訳者のためのユニークな場所と出会った著者による、トランスレーター・イン・レジデンスのすすめ。

内容説明

それは、シュトラーレンの「翻訳者の家」―。あなたがどの国から来ても、どんな言語の翻訳者でも、ここはあなたを受け入れます。じっくりと翻訳に専念していってください。ドイツの果ての町で翻訳者のためのユニークな場所と出会った著者による、トランスレーター・イン・レジデンスのすすめ。

目次

第1章 シュトラーレン(きみはもうSを知っているか?;西の果て;オランダまで三キロ ほか)
第2章 翻訳者たち(ジャンヌと自転車;ユリアーネと七つの海;ダトーと墓地 ほか)
第3章 小説を携えながら(サイクリングと「七つの泉」(オルガ)
巨大なパンケーキ(言葉の色彩と魔法)
大学生との交流(誰もいないホテルで) ほか)

著者等紹介

松永美穂[マツナガミホ]
ドイツ文学者、翻訳家。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、早稲田大学文学学術院教授。ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社)で第54回毎日出版文化賞特別賞を受賞。カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)で第20回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞。長年にわたって現代ドイツ文学の翻訳を多数手がけてきた。2015年の創設時より日本翻訳大賞の選考委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Nobuko Hashimoto

22
ベルンハルト・シュリンクなど何冊も翻訳を出版している松永美穂氏による、オランダ国境にほど近いドイツの町にある、翻訳者用の滞在施設の話。言語に制限を設けず、出版予定と出版実績のある翻訳者を受け入れるこの施設には、世界中から翻訳者が集まり仕事に励み、交流を深めている。アーティスト・イン・レジデンスの翻訳者版といったところ。日本にはたくさんの空家があるから、こうした施設に転用してはどうかという提言になるほど名案と思った。翻訳者が滞在するのなら特別な設備もいらないし、講演とかワークショップとかしてもらって。2024/11/28

Nobu A

11
松永美穂著書初読。図書館の新刊コーナーに鎮座していた本書。タイトルに惹かれ読み始め、購入しようか暫く逡巡。8月発刊でマイナーな出版会社と言うのもありアマゾン中古本なし。文庫本出版も期待薄で最終的には購入。滞在型奨学金制度を利用してドイツに住んだ翻訳者が現地の日々や知り合った人達のことを綴っている。新しい土地で刺激を受け、異文化交流が地元の人にもメリットと言うのは納得。最後に翻訳業界の展望を述べているのが購入の決め手。他方、挿入写真の説明文が本文と全く同じだったり一部語彙使用に疑問があるのが唯一残念。2024/11/22

きゅー

6
翻訳者のための長期滞在レジデンスがドイツにあるという。本書で「翻訳者の家」と呼ばれるこの施設を度々使用した著者によるエッセイ集。日本の読者は、翻訳者によって読む本を決めることもあると思う。好きな翻訳者が手間ひまかけて翻訳した本であれば、きっと自分も好きになるだろう。そんな予想で本を手にする。しかし、世界的に見れば表紙に翻訳者の名前が掲載されることは稀だという。日本が翻訳大国と称される一つの証拠かなと思った。また著者は、日本翻訳大賞の審査員も務めているとのことで、その話も興味深かった。2025/05/21

ganesha

6
ドイツ文学者・翻訳者による、ドイツにある翻訳者のためのレジデンス滞在記や各国の翻訳事情など。日本では翻訳者の名も表紙に記載されるが欧米では余り載らないことに驚いた。落ち着いていて心地よい文章をのんびり読了。2024/09/20

qoop

5
翻訳者が仕事する上での環境/宿泊先を提供するレジデンス制度というのは正直知らなかった。本書は著者が再訪しているドイツのレジデンスを紹介したルポ要素の強い回想録で、制度、施設、その立地、利用者たちの横顔などを軽みを持って読ませる内容。制度のありがたみを知り、(特に文学作品の)翻訳のありがたみを再認識した。2024/09/17

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