紙の魚の棲むところ―“書物”について

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紙の魚の棲むところ―“書物”について

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791776603
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

言葉の海へ、意味の外へ
「書物のなかにありながら、意味するものにはとらわれず、意味するものとはまったく無縁に、言葉の海を泳ぐ魚がいる。紙の魚。紙魚(しみ)」(「まえがき」より)。 宮沢賢治、大江健三郎から、荒川弘、こうの史代まで--かれらの〈テクスト〉のなかにかろうじて痕跡をとどめる、けったいなもの、不器用なもの、たよりないものたちに目を凝らすことで、意味に絡めとられたこの世界に、わずかな綻びをもたらす。『空腹について』『エコ・ロゴス』の著者がおくる渾身の思想エッセイ。

内容説明

武田百合子、こうの史代、石牟礼道子、細田守、赤塚不二夫、立川談志、やなせたかし、荒川弘、宮沢賢治、大江健三郎、瀬戸内寂聴―かれらの作品世界のなかでかすかに蠢いている、けったいで、不器用で、たよりないものたち。それらに耳を澄ませることで、意味に絡めとられたこの世界に、わずかな綻びをもたらす。渾身の思想的エッセイ。言葉の海へ、意味の外へ。

目次

1(終わらない確認;覚え損ねたあのひとの記憶/書き留められた大文字の歴史;たじろぎ、あわいに立つものは)
2(モンスターとはなにものか;前のめり、つんのめって…;Too Late To Die!)
3(不格好で弱くあるきみは…;哀しみを背負うものたち―等価交換の不/可能性;木はおぼろでひかりは惑ひ)
4(菊の花弁は増殖し…;NOWHERE=NOW HERE―物質の海へ)
5(場所―死者と生者と)

著者等紹介

雑賀恵子[サイガケイコ]
京都薬科大学、京都大学文学部を経て、京都大学大学院農学研究科博士課程修了。専門は農学原論、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まえぞう

22
高校の同級生が本を出したので読んでみてくれという話しがあって手に取りました。主にユリイカに掲載されたものをまとめたものですが、少し理屈っぽいので頭を使いました。今度同窓会で見かけたら話しを聞いてみます。2024/09/03

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