出版社内容情報
「言葉の軽さ」を乗り越えるために。
SNS全盛の現代に言葉の暴力を考える「言葉は選ぶためにある」、他国への侵略ではなく内発的発展こそが人々を豊かにすると説く「豊かさのつくりかた」、戦時体制に組み込まれた女性たちの歴史を現代への教訓とする「女たちの一揆」など、戦争と蛮行の時代に鋭く響く珠玉の連載コラムを書籍化。
内容説明
SNS全盛の現代に言葉の暴力を考える「言葉は選ぶためにある」、他国への侵略ではなく内発的発展こそが人々を豊かにすると説く「豊かさのつくりかた」、戦時体制に組み込まれた女性たちの歴史を現代への教訓とする「女たちの一揆」など、戦争と蛮行の時代に鋭く響く珠玉の連載コラムを書籍化。
目次
1 江戸から見ると2022年(落語と遊廓;身を修める;水俣学 ほか)
2 江戸から見ると2023年(外は、良寛。;共同体の中の宗教;渡辺京二さんをしのぶ ほか)
3 時代を読む2021年~2023年(それどころではない人々;このあとどうする?;六人の任命を求め続ける ほか)
著者等紹介
田中優子[タナカユウコ]
1952(昭和27)年神奈川県生まれ。江戸文化研究者。法政大学名誉教授。同大学江戸東京研究センター特任教授。法政大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期退学。法政大学社会学部教授、社会学部長、同大学第19代総長を歴任。『江戸の想像力』で1986年度芸術選奨文部大臣新人賞(評論その他部門)を受賞、『江戸百夢』で2000年度芸術選奨文部科学大臣賞(評論その他部門)と2001年サントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞。2005年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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