出版社内容情報
じぶんの賛美歌を娘は歌いながら
道路を渡る、
そこへ
めきめきと森が生える。--「森がある」より
ひと、動物、自然…、事物のあいだをみずみずしく伸び広がっていく言葉たち。
第1詩集『地面』、第2詩集『指差すことができない』(中原中也賞受賞)、第3詩集『新しい住みか』を著者初の集成として一冊に。解説・斉藤倫
内容説明
ひと、動物、自然…、事物のあいだをみずみずしく伸び広がっていく言葉たち。第1詩集『地面』、第2詩集『指差すことができない』(中原中也賞受賞)、第3詩集『新しい住みか』を著者初の集成として一冊に。
目次
地面(地面;窓を拭く人;熊の里 ほか)
指差すことができない(指差すことができない;ラ・カンパネラ;ワンダーフォーゲル ほか)
新しい住みか(アブー;謝肉祭;ミンミン ほか)
著者等紹介
大崎清夏[オオサキサヤカ]
1982年神奈川県生まれ。詩集『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。音楽や美術など他ジャンルとの協働も多く、奥能登国際芸術祭パフォーミングアーツ「さいはての朗読劇」では脚本と作詞を手がける。絵本の文や楽曲歌詞、ギャラリー等での詩の展示、海外詩の翻訳など、ことばを軸にさまざまなかたちで活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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