出版社内容情報
より良い相互理解のために
ヴィーガン、ベジタリアン、そして肉食の人たちは、それぞれ別の世界に住んでいるように感じることがある。ヴィーガンやベジタリアンの多くは、肉食文化の中で理解されたり、尊重されていると感じることができず、フラストレーションがたまることもある。肉食の人たちは、ヴィーガンやベジタリアンの信念を十分に理解できず、そのフラストレーションが人間関係に波及することもあり、彼らから切り離されたようにも感じる。しかし、ヴィーガン、ベジタリアン、肉食の人の間で人間関係やコミュニケーションは回復可能なものである。そして、適切な手段を用いれば、健全な関係を築き、修復し、さらに強化することができることを提示する。
内容説明
「動物を食べない」という考え方は、私たちの根本的な問題に関わるため、ヴィーガンとノンヴィーガンはお互いの立場を理解し合うのは難しいと日々感じている。しかし、そのような悩みは自分を見つめ直し、他者に働きかけることだけで改善する可能性を秘めている。長年アメリカでヴィーガンとノンヴィーガンと対話を続けてきた心理学者が丁寧に綴った、立場の異なる人たちが相互理解を可能にするための希望の書。
目次
第1章 人間関係におけるヴィーガンやベジタリアンと肉食の人―問題と約束
第2章 人間関係の回復力―健全な人間関係の土台となるもの
第3章 支援者となる―違いを理解し橋渡しとなる
第4章 システム―関係を形作る目に見えないダンス
第5章 肉食主義―ヴィーガン/ノンヴィーガンの関係に潜む不可視化された侵入者
第6章 ヴィーガンであるということ―肉食文化でいかに持続性をもって生き、周りの人と関わるか
第7章 対立を解消する―対立を防ぎ対処するための原理とツール
第8章 効果的なコミュニケーション―会話を成功に導く実践スキル
第9章 変化―受け入れるための戦略と変革するためのツール
著者等紹介
ジョイ,メラニー[ジョイ,メラニー] [Joy,Melanie]
社会心理学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 天と献上姫 14