毒殺の化学―世界を震撼させた11の毒

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毒殺の化学―世界を震撼させた11の毒

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791775736
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0020

出版社内容情報

少しの毒はいかにして人体を蝕むのか? 毒殺から人体そして科学の謎に迫る。
ヒ素、ポロニウム、トリカブト、アトロピン、ストリキニーネ……。ほんの些末な量で死に至る毒物。世界を震撼させた11の毒殺事件をたどり、毒物が人体にいかに作用するかを分子、細胞、生理的レベルで探求する。

内容説明

古今東西、様々な物質が毒殺に用いられ、毒はフィクションでも現実世界でも人々の関心を引きつけてきた。実際の毒殺事件に用いられた11の物質を紹介し、毒がいかにして私たちの息の根を止めるのかを明らかにする。犯罪と化学、医学を掛け合わせたスリリングな科学ノンフィクション。

目次

パート1 死を招く生体分子(インスリンとバーロウ夫人のバスタブ;アトロピンとアレクサンドラのトニック;ストリキニーネとランベスの毒殺魔;トリカブトとシン夫人のカレー;リシンとゲオルギー暗殺事件 ほか)
パート2 土壌由来の死の分子(カリウムと悪夢の看護師;ポロニウムとサーシャの無差別な腸;ヒ素とムッシュー・ランジェリエのココア;塩素とラフキンの殺人看護師)
結び 死神の庭園

著者等紹介

ブラッドベリー,ニール[ブラッドベリー,ニール] [Bradbury,Neil]
ロザリンド・フランクリン医科学大学教授。セント・アンドリューズ大学と、ウェールズ大学医学部を卒業し、生化学と医療生化学の学位を取得。『毒殺の化学―世界を震撼させた11の毒』が初の著書となる

五十嵐加奈子[イガラシカナコ]
翻訳家。東京外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アマノサカホコ

8
東大阪市図書館。飲食、吸い込み、皮膚から、注射からと毒の経路は4つ。インスリン、アトロピン、ストリキーネ、トリカブト、シアン化合物など毒を使ったランベスの毒殺魔や法律を変えるキッカケとなった事件(エレン法)、映画さながらのスパイ事件など事件内容も紹介。事実は小説よりも奇なりでかなり衝撃的。また毒が化学物質として体内に侵入した際の体の反応とどんな症状が現れるのか結構細かく記載されている。毒はただの化学物質であって薬にもなり要は使い方!透析業界大手企業として米ダヴィータ社が記載されている(米国株)2024/01/02

ひでお

6
古今の毒殺事件をその実例をドキュメントタッチで描き、その後で毒物がどのように人に作用するかを解説した本です。とても読みやすく、勉強にもなります。ところで、トリカブトなどは、日本の山でも普通に咲いているし、それ以外でも植物には毒のあるものがたくさんあります。こんなにも毒物に囲まれていても、そんなに事件が起こらないのは人間が無知なのか、あるいはモラルのある人が多いのか、どちらでしょうか。2024/09/19

DEE

6
ヒ素や青酸カリなど11の毒物が実際にどのように毒殺に使用され、どんな機序で体に害を及ぼすのか。とてもわかりやすく、そして読み物としても面白く書かれている。毒物は単なる化学物質。毒になるか薬になるかは量と使い方次第。いくつもの小説や事件に使われるのは、序文にもあるように殺傷能力の他に禍々しい魅力を持っているからだろう。2023/11/04

TI

5
面白い。アトロピン、ストリキニーネ、トリカブト、モルヒネなどの植物アルカロイドからインスリン、ヒ素、シアン化合物、さらにはポロニウムまで実際に殺人事件を出して解説。読む価値あり。☆4.2023/09/17

DK-2084

5
★★★★☆2023/08/16

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