出版社内容情報
太古の人びとのまなざしと美術の起源をめぐって
鮮やかな色彩で生き生きと描かれた動物たち、意味ありげな幾何学図形、壁面を埋め尽くす手形……。はるか昔の人びとが描いた痕跡が世界各地に残っている。これらを描いた人たちはだれで、いつ、どのようにして描いたのか。そもそもいったい何のために暗い洞窟の奥に描いたのか。実際にフランスやスペインの遺跡におもむき、研究を続けてきた著者が満を持してあらわした洞窟壁画の世界、そのすべて。
内容説明
鮮やかな色彩で生き生きと描かれた動物たち、意味ありげな幾何学図形、壁面を埋め尽くす手形…。はるか昔の人びとが描いた痕跡が世界各地に残っている。これらを描いた人たちはだれで、いつ、どのようにして描いたのか。そもそもいったい何のために暗い洞窟の奥に描いたのか。実際にフランスやスペインの遺跡におもむき、研究を続けてきた著者が満を持してあらわした洞窟壁画の世界、そのすべて。
目次
第1部 洞窟に何を描いたのか―描かれたモチーフの分類
第2部 どうやって壁画を描いたのか―壁画の技法と制作のための下準備
第3部 なぜ洞窟に壁画を描いたのか―洞窟壁画の制作動機や目的に関する仮説やアプローチ
第4部 いつ壁画を描いたのか―壁画の年代を特定する方法
第5部 どこに壁画が残っているのか―壁画のありか
第6部 だれが壁画を描いたのか―モノから推測するヒト
著者等紹介
五十嵐ジャンヌ[イガラシジャンヌ]
1968年千葉県生まれ。東京藝術大学美術学部卒業、大阪大学大学院文学研究科修了後、フランス国立自然史博物館にて博士号(先史学)を取得。先史学博士。2016~2017年に東京、宮城、福岡で開催された「世界遺産ラスコー展」の学術協力者。東京藝術大学、慶應義塾大学、立教大学、実践女子大学、文化学園大学の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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