洞窟壁画考

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洞窟壁画考

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  • サイズ 46判/ページ数 500p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791775682
  • NDC分類 702.02
  • Cコード C0020

出版社内容情報

太古の人びとのまなざしと美術の起源をめぐって
鮮やかな色彩で生き生きと描かれた動物たち、意味ありげな幾何学図形、壁面を埋め尽くす手形……。はるか昔の人びとが描いた痕跡が世界各地に残っている。これらを描いた人たちはだれで、いつ、どのようにして描いたのか。そもそもいったい何のために暗い洞窟の奥に描いたのか。実際にフランスやスペインの遺跡におもむき、研究を続けてきた著者が満を持してあらわした洞窟壁画の世界、そのすべて。

内容説明

鮮やかな色彩で生き生きと描かれた動物たち、意味ありげな幾何学図形、壁面を埋め尽くす手形…。はるか昔の人びとが描いた痕跡が世界各地に残っている。これらを描いた人たちはだれで、いつ、どのようにして描いたのか。そもそもいったい何のために暗い洞窟の奥に描いたのか。実際にフランスやスペインの遺跡におもむき、研究を続けてきた著者が満を持してあらわした洞窟壁画の世界、そのすべて。

目次

第1部 洞窟に何を描いたのか―描かれたモチーフの分類
第2部 どうやって壁画を描いたのか―壁画の技法と制作のための下準備
第3部 なぜ洞窟に壁画を描いたのか―洞窟壁画の制作動機や目的に関する仮説やアプローチ
第4部 いつ壁画を描いたのか―壁画の年代を特定する方法
第5部 どこに壁画が残っているのか―壁画のありか
第6部 だれが壁画を描いたのか―モノから推測するヒト

著者等紹介

五十嵐ジャンヌ[イガラシジャンヌ]
1968年千葉県生まれ。東京藝術大学美術学部卒業、大阪大学大学院文学研究科修了後、フランス国立自然史博物館にて博士号(先史学)を取得。先史学博士。2016~2017年に東京、宮城、福岡で開催された「世界遺産ラスコー展」の学術協力者。東京藝術大学、慶應義塾大学、立教大学、実践女子大学、文化学園大学の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yo_c1973111

4
具象画(主に動物)から当時の気候・環境を背景に生活環境や描かれる対象の意義を考察したり、記号的抽象画(幾何学図形)の示すもへの推察、なぜ描くのかという動機への推察(遊戯説、呪術説、トーテミズム、シャーマニズム、構造主義的研究)、年代特定の方法(遺物包含層からの推定、放射性炭素年代測定法、ウラン系列法)、確認されている壁画の分布から、ホモ・サピエンスの移動と社会・文化醸成との関係性など、おおよそ知りたい範囲は網羅されているように感じました。人類学と芸術を跨ぐとても興味深い内容でした。2024/02/17

やす

3
ヨーロッパに数ある洞窟壁画について。研究成果だけでなく、研究の進め方も詳述されており、研究のこれまでとこれからについてよくわかる。もちろん、洞窟壁画がどうやって、なぜ作られたのかについても詳しい。 最後は美術の起源にまで迫り、ロマンかきたてられた。2024/02/11

ぱぴぷぺぽ

1
**** 図書館本 洞窟壁画の入門書として活用したい 自分の本棚にいれよう2024/01/30

ノルノル

0
★★★★★ 労作。これほどの業績がありながら、未だポストを提供できない本邦アカデミア、この学知を今後日本で継承できないのではないかという懸念。2023/11/09

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