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出版社内容情報
こんな読み方があったのか!
平面に一色で、主に単線で描かれるマンガ。時に登場人物の顔は簡略化され、時にコマに発話者が描かれず、時に発されていない言葉までも描かれる……。わたしたちはいかにしてマンガのなかの出来事に注意を向け、物語を読みとっているのか。一コマ一コマ、一つひとつのフキダシ・記号たちをていねいに紐解き、わたしたちがマンガの世界観に入り込めるカラクリに迫る、新しい見方を提示するマンガ論。
内容説明
平面に一色で、主に単線で描かれるマンガ。時に登場人物の顔は簡略化され、時にコマに発話者が描かれず、時に発されていない言葉までも描かれる…。わたしたちはいかにしてマンガのなかの出来事に注意を向け、物語を読みとっているのか。一コマ一コマ、一つひとつのフキダシ・記号たちをていねいに紐解き、わたしたちがマンガの世界観に入り込めるカラクリに迫る、新しい見方を提示するマンガ論。こんな読み方があったのか!
目次
第1部 フキダシにどう向かうか
第2部 作品論(話者はどこにいるのか;環世界のなかの三項関係;対象の描き方;聞き手の拡がり;内言と語り;視覚装置の視認;フキダシの産み出す環世界)
付論 画中スピーチの歴史
著者等紹介
細馬宏通[ホソマヒロミチ]
1960年生まれ。行動学者。早稲田大学文化構想学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。