ポジシオン （新・新装版）

デリダ，ジャック【著】/高橋 允昭【訳】

青土社（2023/05発売）

• サイズ 46判／ページ数 272p／高さ 20cm
• 商品コード 9784791775545
• NDC分類 135.5
• Cコード C0010

出版社内容情報

デリダ自身によるデリダ入門の決定版
形而上学の脱構築を掲げ、思想界を席巻した哲学者が、自らその思考を語った初期の貴重な対談を収録。「差延」などの鍵概念からラカンやマルクス主義との関わりまで、デリダの真髄がここにある。解説・藤本一勇

内容説明

デリダ自身によるデリダ入門の決定版。形而上学の脱構築を掲げ、思想界を席巻した哲学者が、自らその思考を語った初期の貴重な対談を収録。「差延」などの鍵概念からラカンやマルクス主義との関わりまで、デリダの真髄がここにある。

目次

含蓄的からみあい―アンリ・ロンスとの対談
記号学とグラマトロジー―ジュリア・クリステヴァとの対談
ポジシオン―ジャン＝ルイ・ウードビーヌ、ギ・スカルペッタとの対談

著者等紹介

デリダ，ジャック［デリダ，ジャック］ ［Ｄｅｒｒｉｄａ，Ｊａｃｑｕｅｓ］
フランスの哲学者。１９３０‐２００４年

高橋允昭［タカハシノブアキ］
哲学者。１９３１‐２０００年（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くり坊]

大学生の頃に読んだ気がするが、新装版が出版された...とのことで、懐かしくなって再読。お目当ては、本書に収録されている「記号学とグラマトロジー」というタイトルの、ジュリア・クリスティヴァとの対談。自分が大学生の頃には、邦訳の専門用語、その行間を全く読むことが適わなかったが、さすがに現代思想なるものと30年の付き合いで、だいぶスラスラと、両者の対談における「言いたいこと」が、はるか以前よりは判るようになった気がする...継続は力なり。

2023/08/13