出版社内容情報
人間と自然をケアする思想
人間や自然に破局をもたらす経済学から、生を支える経済学へ――。産業革命期イギリスを舞台に、思想家たちの格闘がいまここに蘇る。人新世という危機の時代に応答する知の冒険。エコノミーとエコロジーを統合し、経済の根源に向かう思想史の道標。
内容説明
人間や自然に破局をもたらす経済学から、生を支える経済学へ―。産業革命期イギリスを舞台に、思想家たちの格闘がいまここに蘇る。人新世という危機の時代に応答する知の冒険。エコノミーとエコロジーを統合し、経済の根源に向かう思想史の道標。
目次
序章 エコノミーの脱自然化、人新世の起源
第1章 化石経済と熱力学の黙示録
第2章 生命と富のオイコノミア
第3章 植物学者が見た生命都市のエコノミー
第4章 富のエコノミー/負債の反エコノミー
終章 人間以上のエコノミーに向けて
著者等紹介
桑田学[クワタマナブ]
1982年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科特任研究員などを経て、福山市立大学都市経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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