神経精神分析入門―深層神経心理学への招待

個数:

神経精神分析入門―深層神経心理学への招待

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月14日 07時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791775217
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C0011

出版社内容情報

神経科学と精神分析の統合のために
フロイトは、1895年に執筆した「科学的心理学草稿」で、勃興しつつあった精神分析を当時の神経科学と結びつけようとした。しかし、神経細胞はまだ発見されたばかりで、フロイトは適切な知識がないために、その計画を断念せざるを得なかった。フロイトが必要としたデータがようやく入手できるようになるまで、私たちは何十年も待たなければならなかった。それから長い年月が経ち、現代の神経科学は、この2つの学問分野の相関関係の探求を再開させることができるようになった。本書はその神経科学と精神分析の統合の基本書となっている。NAAP Gradiva Award for Best Book of the Year 2000(科学部門)受賞。

内容説明

精神分析と神経科学の統合に向けられた基本書、待望の邦訳。フロイト流の古典的なメタ心理学的概念とA.R.ルリヤによる力動的神経心理学モデルを組み合わせ、局所的な脳病変をもつ患者の精神分析調査を行う。主観を尊重する精神分析と客観的アプローチを至上とする脳科学との統合を志す科学的方法を提示した画期の書。NAAP Gradiva Award for Best Book of the Year(科学部門)受賞。

目次

第1部 基礎(神経科学における精神分析の歴史的起源;精神分析と力動的神経心理学の起源―ルリヤの業績;例―夢見の神経力動;神経科学における精神分析の未来―方法論的提案)
第2部 観察(ブローカ失語症例の精神分析的観察―正常な喪の過程;ウェルニッケ失語症例の精神分析的観察―穴の空いた意識;左頭頂葉損傷症例の精神分析的観察―世界が粉砕された男;右シルビウス裂周囲損傷五症例の精神分析的観察―喪の失敗;前頭葉腹内側部損傷四症例の精神分析的観察―「世界の終わり」)
第3部 統合(心的装置の神経解剖へ)

著者等紹介

ソームズ,マーク[ソームズ,マーク] [Solms,Mark]
1961年生まれ。神経心理学者、精神分析家。精神分析と神経科学を統合するような臨床・研究手法を発展させ、2002年に出版した『脳と心的世界』(星和書店)が国際的なベストセラーになる。現在、南アフリカ・ケープタウン大学心理学科教授、ロンドンの国際神経精神分析センター長、ニューヨーク精神分析協会神経精神分析センター長を務めながら、フロイト全集英語版の全面改訂にも携わる

カプラン=ソームズ,カレン[カプランソームズ,カレン] [Kaplan‐Solms,Karen]
発語病理学者で神経精神分析学者、精神分析的心理療法士。本書を著した時点でロンドン病院医科大学の名誉講師。神経心理学および神経精神分析学の学会誌等に多数の著作がある。現在、南アフリカ・ケープタウン大学大学院にて教鞭を取っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ouosou

0
現在の心理療法への視線として(ASDでもそうだが)精神分析的なケアは「二次障害」と言われるもののみに作用し、脳神経機能が障害されているために直接的に起こると考えられている症状には効き目がない(だから精神分析的ケアは障害受容のことだけ考えてたらいいよ)とされているが、そんなことはない、身体(脳神経)機能に精神分析が直接的機能する場合もあるというか、心が脳と身体に根ざすものである以上、一次とか二次とか症状を区分すること自体がナンセンスだよね、という本。フロイトって脳神経科学的にも芯食ってるよね、という主張。2025/02/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20381926
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品