哺乳類前史―起源と進化をめぐる語られざる物語

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哺乳類前史―起源と進化をめぐる語られざる物語

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  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791775194
  • NDC分類 457.89
  • Cコード C0040

出版社内容情報

哺乳類の歴史は恐竜の絶滅からはじまった……わけではない!
脊椎動物が陸上に進出してまもなく、わたしたちの祖先は爬虫類と袂を分かった。恐竜が影も形もない時代に、奇抜な容姿と堂々たる体格で楽園をのし歩いた巨獣たち。史上最大の大量絶滅を乗り越え、地上を席巻した「ディザスター分類群」。そして中生代、コンパクトな体に数々のイノベーションを詰め込んだ哺乳類は、ただ物陰を逃げ回るどころか、すでに現生種に引けを取らない多様なライフスタイルを実現していた。荒波が打ち寄せるスコットランドの海岸や、乾ききった南アフリカの渓谷で発見される新たな化石から、奇跡的な保存状態の中国の「至宝」の数々から、想像をはるかに超える豊かな系譜が明らかになる。気鋭の若手古生物学者が案内する、わたしたちのルーツをたどる驚きと発見に満ちた旅へ、さあ出かけよう!

内容説明

恐竜好きの本棚を彩る最高傑作!「恐竜たちの繁栄の傍らで隠れるように生き延びたわたしたちの祖先…」という長きにわたる誤解に別れを言う時がきた。気鋭の古生物学者が、初期の哺乳類たちの真の姿を丁寧に語りつくす。

目次

第1章 霧とラグーンの島
第2章 カモノハシは原始的じゃない
第3章 頭にあいた穴ひとつ
第4章 最初の哺乳類時代
第5章 血気盛んなハンターたち
第6章 大災害
第7章 乳歯
第8章 デジタルな骨
第9章 中国発の大発見
第10章 反乱の時代
第11章 故郷への旅
エピローグ 小さきものたちの勝利

著者等紹介

パンチローリ,エルサ[パンチローリ,エルサ] [Panciroli,Elsa]
スコットランド・ハイランド地方出身の古生物学者。2019年にエディンバラ大学で古生物学の博士号を取得、現在はオックスフォード大学自然史博物館リサーチフェロー、およびスコットランド国立博物館客員研究員。哺乳類とその祖先の形態、生態、進化を中心に、サンショウウオなどの両生類、恐竜を含む爬虫類など、ほかの分類群の研究にも取り組む。科学コミュニケーターとして進化に関する一般向けの記事執筆や講演などにも力を入れている

的場知之[マトバトモユキ]
1985年大阪府生まれ。翻訳家。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yooou

5
☆☆☆☆★ 地質年代表と単弓類とか竜弓類といった生物分類がきちんと頭に入っていないと話についていけないところがあちこちありました。ネットで調べながらじっくりのんびり読むのが良いでしょう。歯や目の進化や小型化などについてかなり踏み込んだ濃い内容の一冊でした2023/01/31

ポルポ・ウィズ・バナナ

1
第4章で古生物学研究におけるジェンダーバイアスが語られるまで全然気づかなかった(化石に肉付けした姿はほぼ雄の姿で描かれる)のだが、著者は女性じゃないか!ジェンダーバイアス…◎ペルム紀末のグレートダイニングで生物の80%消失。◎ロバートブルーム(南アフリカでスワードクランズでの調査と同時に現地の先住民の遺体も標本として分類)◎白亜紀におこった"スーパーブルーム"によって生態系が激変。蜜をもった被子植物の登場し、それを食べる昆虫、さらにそれを食べる哺乳類が急成長。人間が花に魅力されるのってその名残なんかな。2023/02/26

黒胡麻

0
三億年前の単弓類から古第三紀までの哺乳類系統の生物の進化の歴史。とくに中生代の哺乳類について扱った中盤以降が興味深い。ジュラ紀にはドコドン類、白亜紀には多丘歯類など、現在の獣類とは別系統の哺乳類が繁栄し、地中、水中、樹上、滑空型など多様な生態に進化していたのだ。恐竜の影に怯えるちっぽけなネズミのような生物という従来のステロタイプを一掃してくれる。十年前に読んだ類書ではほとんど歯についてしか記述がなかったが、中国からの新発見などで研究が進み、哺乳類の進化のイメージがかなりクリアになったのを感じる。2023/12/02

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