出版社内容情報
トマトが愛される野菜(果物)になるまでの物語
トマトは何世紀にもわたって正当な扱いを受けてこなかった。毒物だと言われたり、戦時中のプロパガンダに使われたり、ガスを浴びせられたり、はては投擲物として扱われてきた。しかし、今やトマトは世界で最も人気のある野菜(果物)となった。本書はトマトが発見されてから人間の食卓に上るまでの歴史をたどり、またピザ、パスタ、ケチャップなどその食材としての変遷までを魅力的な筆致で描く。
内容説明
トマトはなぜ世界で一番愛される食べ物となったのか?新大陸からやってきた植物は毒だと思われていたが、数寄な運命を辿り世界で最も愛される野菜となった。メディチ家でのお披露目、セイラムでの品評会、ハインツの野望、ムッソリーニの規制、園芸マニアが復活させたオールドトマト、最新テクノロジーで制御された未来のトマト。軽妙洒脱な筆致でその波瀾万丈の物語をたどる。
目次
1 メディチ家のポモドーロ
2 ジョンソン大佐のバケツ
3 サンマルツァーノの奇跡
4 女王、作家とその妻、そして彼らのピザ
5 期待
6 スパゲッティの王者
7 ビッグボーイ
8 誰がトマトを殺したか?
9 エアルーム・トマトの襲撃
10 冬がやって来る
著者等紹介
アレキサンダー,ウィリアム[アレキサンダー,ウィリアム] [Alexander,William]
『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー作家。『ニューヨーク・タイムズ』、『ロサンゼルス・タイムズ』などに寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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