ブラックボックス化する社会―金融と情報を支配する隠されたアルゴリズム

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ブラックボックス化する社会―金融と情報を支配する隠されたアルゴリズム

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791774838
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

情報と金融をコントロールする隠されたアルゴリズム
シリコンバレーやウォールストリートの企業は、われわれが毎日仕事やインターネットで残す痕跡という「点」をひそかに線で結んで、われわれの行動を描き出そうとしている。そうして蓄積されたデータ、描きだされた「肖像」はいまや信じられないくらい詳細なものとなり、もはや人権を侵害する水準に達している。「点」を結びつけるのは誰で、どのような企業がこの情報を利用しているのか? 本書は、大企業が利益を求める過程において、いかにインターネットの中の「ブラックボックス」が乱用されているかを明るみに出し、それらを統御する方法を示す。透明性を要求することは、第一段階に過ぎない。大企業による重要な決定は、公正かつ公平で、批判に開かれていなくてはならないのだ。シリコンバレーもウォールストリートも、彼らが他人に押しつけている説明責任を、自分たちも果たす必要があるのだ。

内容説明

アマゾン、グーグル、ツイッター、フェイスブック、ユーチューブの「企業秘密」。私たちの検索履歴は、知らず知らずのうちに、ビッグデータとして吸い上げられている。そして秘密のアリゴリズムにより、そのデータから巨万の富を得るグローバル産業が存在する―。金融業と情報産業にかけられた「企業秘密」というヴェールを剥ぎ取る時が来た。透明性が高く、公平性のある、私たちのためのインターネットのあり方とは何か。

目次

第1章 序―知る必要性
第2章 評判がデジタルで広まるデータ暴走時代
第3章 検索の隠れた論理
第4章 金融のアルゴリズム―皇帝の新しいコード
第5章 観察者を観察する(そして改良する)
第6章 知的な社会に向けて

著者等紹介

パスカーレ,フランク[パスカーレ,フランク] [Pasquale,Frank]
ブルックリンロースクール教授。人工知能やアルゴリズムにかんする法律を専門とする

田畑暁生[タバタアケオ]
神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授。専攻は社会情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

70
一種の社会学あるいは現状の世界(とくにアメリカにおける)の問題点を摘出している感じがしました。非常にいい本でもっと読んでもらえてもいいともえる気がしました。ただ読むには結構根気がいると思います。実例なども多く今後日本でも同じような状況がつくりだされていくのではという思いがしました。2022/09/24

人生ゴルディアス

6
人々の生活に重大な影響を与える個人情報や評判アルゴリズムを運用しながら、ろくな規制も監視もされていないという、よくあるテック企業(と金融業)への批判。言わんとすることはわかるが、無知と無能を悪意と見なしてはならない、の原則を忘れすぎではなかろうか。そもそもアルゴリズムがすべての現実を包摂できるはずはないし、億単位の処理における例外の発生について甘く見過ぎてはなかろうか。アルゴリズムを死ぬほど叩いるけど、じゃあ人間がやってた時ってどうだったの?と。多分もっとひどく、不公平だったと思う。2023/09/12

AO ( × ×)ノ⌒○

1
ほぼアメリカにおいての現状の話しで、後半は同じことを繰り返す提言多めで期待していた内容とは違っていた。2022/09/17

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