メンタルクリニックの社会学―雑居する精神医療とこころを診てもらう人々

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メンタルクリニックの社会学―雑居する精神医療とこころを診てもらう人々

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791774821
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「治る」と「治らない」のはざまで。
1990年代以降、都市部を中心に雨後の筍のごとく急増したメンタルクリニック。心身の不調から日常的な悩みまで「メンタル」をめぐるさまざまな問題が持ち込まれ、必要に応じて診断や治療がなされる。

メンタルクリニックへの接近と離反を繰り返す患者、そしてそれに寄り添うスタッフへのインタビューを主軸に、現代の自己変容のかたちを紐解く。生きづらさをかかえる人びとに寄り添う社会学。

内容説明

1990年代以降、都市部を中心に雨後の筍のごとく急増したメンタルクリニック。心身の不調から日常的な悩みまで「メンタル」をめぐるさまざまな問題が持ち込まれ、必要に応じて診断や治療がなされる。メンタルクリニックへの接近と離反を繰り返す患者、そしてそれに寄り添うスタッフへのインタビューを主軸に、現代の自己変容のかたちを紐解く。生きづらさをかかえる人びとに寄り添う社会学。

目次

序章 メンタルクリニックの社会学
第1章 メンタルクリニックの誕生
第2章 不安定な医療化―何を医療とみなすのか
第3章 トラブルの「実在」をめぐる問い
第4章 治療する自己―薬・脳・こころをめぐる語り
第5章 「治る」と「治らない」のはざま
終章 メンタルクリニックの「出口」

著者等紹介

櫛原克哉[クシハラカツヤ]
東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻博士課程修了。博士(社会学)。専門社会調査士。日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て、現在、東京通信大学情報マネジメント学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

6
インタヴューを受けた人たちは、ある意味志の高い人だと思うので、これだけの情報で、色々述べていくのも限界があるだろうなあ。2023/05/29

sk

4
博論ベース。綿密な調査に裏付けられている。2023/09/04

rune

3
メンタルクリニックに通う人びとは、薬物療法・カウンセリング・認知行動療法などの治療法、自己の人格の掘り下げ、診断の探求等々を通じて、自らのトラブルの「根本」を発見・治療し、「望ましい自己」へと変容しようとする。その意味で精神医療は、現代における「自己のテクノロジー」の一つであるといえる。このような見方をとる本書を、個人的には、牧野智和『自己啓発の時代』や島薗進『スピリチュアリティの興隆』につらなるものとして読んだ。2022/10/28

Jau

0
論が緩いと思うけど。 ・精神科医にも精神医療史を論考はあるけど、ってそりゃそうでしょ。沢山してるよね。 社会学者だからそれ以外のことしなきゃ意味ないのに ・何かと「これは他で論じられてるので深くは入らない」ってじゃあ何で触れたの、って感じだし、 ・治療につながるのはこの方向の論じゃないとか、 いや、治療につながること狙ってたの?それなら精神科医の論考に敵わなくない?そう直結しなくてもいいから社会学の存在価値あるんじゃないの? 意味わからん。 発達障害の語彙も間違ってる。 元となった博論はどんななんじゃ。2023/10/20

渡辺 にゃん太郎

0
浜田晋で始まり、浜田晋で終わったので、多分、著者は浜田晋が好き。私は社会学の専門でも精神科医でもない精神保健福祉士を目指す一社会人学生だが、この本の1/3は理解して読み進めたと思う。特に、精神医療とメンタルクリニックの歴史は魅力的だった。残りの2/3は患者へのインタビューの紐解きがくどかったのと、そこで働く人に割くページ数が少なかったように感じて不満が残った。精神保健福祉士に合格する頃にはもう少しこの本を理解できているだろうか。2023/06/24

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