出版社内容情報
「世界の謎と不思議に挑戦する」前代未聞の書評集
『ムー』本誌の隠れ人気記事、ブックレビュー。その書評の範囲はオカルト関連書にとどまらず、天文学、考古学から理論物理学まで多岐にわたり、業界関係者の評価も高い。過去数年にわたる約300冊のブックレビューをまとめた、魅惑のオカルト世界への扉を開くガイドブック。
内容説明
超古代文明、UFO、妖怪、陰謀論、量子力学…オカルト関連書にとどまらず、天文学、考古学から理論物理学まで多岐にわたる本を扱った、「月刊ムー」の隠れ人気記事であるブックレビュー、待望の書籍化
著者等紹介
星野太朗[ホシノタロウ]
『ムー』専属書評家/神秘思想研究家。月刊『ムー』で書評を毎号執筆しています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
65
月間ムーに2017年から2022年まで連載された書評を収録した一冊。ヒカルランド率高し。媒体が媒体なだけにそういう本だけが紹介されていると思っていたが、学術の検証に耐える本も多数紹介されている。そういう学術書がまた本書を好む人にマッチしてて面白そう。まあ一部の人の脳内に存在する真実を扱った本も多いのですが。ジャンル問わず様々な本が紹介されているが、最近ネットとかで目に就く本当にアレな陰謀論には一顧だにしていない所に老舗オカルト雑誌の矜持を感じるなあ。浪漫を浪漫と感じれる人のための一冊といった感じです。2024/02/04
ma-bo
65
オカルト系雑誌「月刊ムー」の書評欄にて紹介された書評記事を纏めた本。なかなかのボリュームなので、興味のある本のみ確認。中でも読みたいと思った本は図書館に在庫があれば借りてみようかな😃2022/12/07
佐倉
16
ムーに掲載された書評ということでぶっ飛んだ本ばかり紹介されているのかと思いきや民俗学や歴史学、量子力学など真面目な学術書や入門書も沢山紹介されていて油断ならない。読みたい本が増えていき“必読の書”が”座右”に大量に積み上がっていく。学術以外にもスピリチュアルや陰謀論方面のいわゆるトンデモに当たる本の中にも興味深いものがちらほら見えてくるのは新しい世界が見えてきたというべきか、それとも毒に当たったと言うべきか……2023/11/02
lovemys
14
スゴイ本があるなぁ〜、とパラパラ読んでいたら、結局最後まで読んでしまった(笑)ここに載ってる本を全部読んだら、世界は違って見えるんだろうなぁ~(笑)見事に聞いたこともないような本ばかりだったけど、1割弱くらいは知っていた。読んだ本は3〜4冊しかない。こんな書評本初めて(笑)鏡リュウジの本がたくさんあって、そうか……、としんみりとした(笑)2023/05/05
ドラマチックガス
13
買ったまま放置していたものを、なんの気なしに読んでみたら、なにこれむちゃくちゃおもしろいじゃんということで一気読み。オカルト寄りと思いきや、ブルーバックスとかまともな本、ひいてはASIOSのような懐疑派側の本まで広く取り上げ、とにかく褒める。本の褒め方の辞典であるかのよう。そして気づく。この方はトンデモ本系を読むととにかく驚き褒めるが、信じているわけではない。そしてとにかく、「本を売る」ことに拘っている。その拘りは十分発揮されており、おかげで読みたい本リストが一気に長くなった。脱帽。2025/03/22