触覚、ジャン=リュック・ナンシーに触れる (新装版)

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触覚、ジャン=リュック・ナンシーに触れる (新装版)

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  • サイズ 46判/ページ数 601p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791774708
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

内容説明

現代思想も陥る西洋哲学史の罠。アリストテレスから現代にいたる哲学が、触覚の直接性に基づく「直観主義」の罠に陥っている様を詳細に分析し、それを免れたナンシーの哲学の可能性をおし開く。現象学からドゥルーズを含むフランス現代思想全般を初めて批判的に論じ、その精神的背景としてのキリスト教=グローバリゼーションの脱構築を試みたデリダ晩年の哲学的著作。

目次

第1部 これがある―他者の(プシュケ(「彼女をめぐって、きわめて厳密できわめて残酷な知をめぐって」)
空間化=間隔化(通約不可能なもの、失神およびex‐がついたいくつかの語)
これは私の身体である(すでにまったくない(すでに点)―対位法、プシュケーの喪、そして~の手) ほか)
第2部 「肉」についての模範的な物語の数々(接線1 (「人間の複数の手、神の手」)
接線2 (「例えば私の手」…「手そのもの」…「例えば指」…「例えば『私は自分の心臓を感じる』」)
接線3 (並はずれた2、「不可能なものの結晶化」―「肉」と再度「例えば、私の手」) ほか)
第3部 句読点―「そして君。」(「自らに触れる、君よ」(触れること―舌に、心臓に)
「そして君へ。」計算できないもの(厳密さ、几帳面さ、句読法))
めでたし(最後の手直しがなく、時期を逸した追伸)

著者等紹介

デリダ,ジャック[デリダ,ジャック] [Derrida,Jacques]
1930年7月15日アルジェ生まれの哲学者。高等師範学校卒業後、社会科学高等研究院などで教壇に立つ。フッサールの『幾何学の起源』への序文(青土社)以降、『グラマトロジーについて』(現代思潮社)、『友愛のポリティックス』(みすず書房)などによって、文学理論や法哲学などの領域にも影響を与えた。2004年10月8日膵臓ガンで死去

松葉祥一[マツバショウイチ]
1955年生。同志社大学嘱託講師、哲学専攻

榊原達哉[サカキバラタツヤ]
1967年生。前大学教員、哲学専攻

加國尚志[カクニタカシ]
1963年生。立命館大学文学部教授、哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。