洗脳大全―パブロフからソーシャルメディアまで

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洗脳大全―パブロフからソーシャルメディアまで

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  • サイズ 46判/ページ数 391p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791774494
  • NDC分類 145.4
  • Cコード C0020

出版社内容情報

闇の説得術
レーニンやスターリンが利用したパブロフの実験からはじまり、朝鮮戦争時の洗脳や宗教団体の集団自殺、ソーシャルメディアにおける最新の脳科学を駆使したより巧妙で無意識に作用する今日のマインドコントロールまで、洗脳の歴史をふりかえる。さらには第2次大戦終結後の冷戦時代において開発されたドラッグによる洗脳、記憶抹消、さらにはアメリカでひそかに進められていた「洗脳のマンハッタンプロジェクト」など、洗脳手法の多様化についても詳しく言及することにより、20世紀から今日まで行われていた、また現在進行系で行われている洗脳の実態を明らかにする。

内容説明

スターリン、CIA、ストックホルム症候群、人民寺院、ヘヴンズ・ゲート…20世紀は洗脳の時代であった。国家、誘拐犯、宗教団体、SNSはどのようにわれわれを操ってきたのかを描き、「闇の説得術」の全貌を明らかにする。

目次

パブロフ以前
第1部 政府と学界(パブロフの犬とソヴィエトの公開裁判;自白の薬;冷戦、朝鮮への序曲;朝鮮戦争と洗脳の誕生;CIAの逆襲;死せる記憶)
第2部 犯罪者と宗教団体(人質たちの即時的転向;パトリシア・ハースト;人種間の協調からジャングルに於ける死まで;〈ヘヴンズゲイト〉)
第3部 21世紀へ(継続する洗脳の悪夢;神経科学とソーシャルメディアに於ける洗脳の未来)

著者等紹介

ディムズディール,ジョエル[ディムズディール,ジョエル] [Dimsdale,Joel]
心理学者。カリフォルニア大学サンディエゴ校名誉教授。著書にThe New Mind Readers:What Neuroimaging Can and Cannot Reveal About Our Thoughts(Princeton University Press)がある

松田和也[マツダカズヤ]
翻訳者。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

76
洗脳の方法ではなく「パブロフからソーシャルメディアまで」の副題通り、洗脳の歴史を綴った一冊。全体で三部に分けられ、第一部はバブロフ、朝鮮戦争、CIAと主に国家と洗脳の関係について記されている。睡眠遮断に自白剤と冷戦が人の精神にまで分け入ろうとする戦いだった事がわかるなあ。次いでストックホルム症候群と人民寺院、ヘブンズゲートと犯罪と宗教に筆が割かれている。最後にSNSに警鐘を発して本書は終わる。洗脳が如何なる経緯を辿ったかと、最近の反ワクチンとか見ていると洗脳は過去の問題ではない事を教えてくれる一冊。2022/04/10

梅田

1
邦題『大全』はちょっと大袈裟というか、実際には「洗脳という現象に関連した事例集」くらいの内容だった。宗教的な洗脳とかストックホルムシンドロームとかいろいろ取り上げられているけど、その根源的なメカニズムについての考察は正直物足りない。また、最後の章のSNSに関する記述も、今もっとも重要なテーマだけど、それまでの事例との関連も浅く、取ってつけた感が否めなかった。まぁ読み物としては十分に面白い。2022/11/19

cdttdc

1
想像とは違った内容で残念。2022/08/24

End_or_Fine

0
「洗脳」とのちに呼ばれることになる強迫的説得の歴史が宗教にはじまり、イデオロギーに利用され、科学的に探求され、そして現代の象徴的な事件にはそこここにその要素が見いだされるということを綿密に解き明かしている。人間は自分たちが思っている以上に論理の外側にあるものに簡単に揺り動かされ、それを自ら選び取ったものだと信じて疑わなくなる。2023/07/26

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