羊皮紙のすべて

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  • サイズ 46判/ページ数 520p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791773503
  • NDC分類 022.6
  • Cコード C0070

出版社内容情報

歴史、文化、製作方法から、使える画材、保管方法、科学分析、そして未来の可能性まで--基礎から実践まで網羅した本邦初の決定版。
いつからあるのか、どんな動物の皮からできているか、表と裏の区別はあるのか、どういう方法で作られているのか、私たちにどのような影響をいまも与えているのか。羊皮紙づくりを実践し、日本における羊皮紙研究の第一人者である著者が、いまなお人びとをひきつけてやまない羊皮紙の魅力と可能性のすべてをあらわした一冊。

内容説明

歴史、文化、製作方法から、使える画材、保管方法、科学分析、そして未来の可能性まで―基礎から実践まで網羅した本邦初の決定版。いつからあるのか、どんな動物の皮からできているか、表と裏の区別はあるのか、どういう方法で作られているのか、私たちにどのような影響をいまも与えているのか。羊皮紙づくりを実践し、日本における羊皮紙研究の第一人者である著者が、いまなお人びとをひきつけてやまない羊皮紙の魅力と可能性のすべてをあらわした一冊。

目次

基礎編(羊皮紙とは;羊皮紙の歴史;羊皮紙の作り方;羊皮紙職人;羊皮紙の特徴 ほか)
実践編(羊皮紙を使ってみよう;書く・消す・接着する;絵を描く;印刷する;その他の工芸(装丁、染色、立体) ほか)

著者等紹介

八木健治[ヤギケンジ]
羊皮紙工房主宰。国際基督教大学教養学部語学科卒業、上智大学大学院外国語学研究科博士前期課程修了。自宅の風呂場でひつじの毛を剥ぎ羊皮紙をつくることから出発し、現在は羊皮紙の販売、羊皮紙写本等の展示、および羊皮紙や写本に関する講義・ワークショップを中心に活動している。2014年にはトルコ西部のベルガマ、2018年にはタイのバンコクでも羊皮紙ワークショップを開催。羊皮紙や書写材に関する文章を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

86
以前、展色剤としての「膠」の本を読み、読み友のEMI様のお勧めで「西洋中世写本」へ、そこから支持材である「羊皮紙」へと経巡って来たわけです。「歴史・文化・製作方法から」と帯にあるように、原皮を加工するところから作品制作、科学分析に至るまで、綿密に羊皮紙の魅力や可能性まで説こうと言う筆者の熱意は、蜜蝋製の六点など融解するわッ!と、叫びたくなるほどです。美術(作品制作)を志さん、或いは行っている人には、新しい支持材やテクスチャ-としての羊皮紙をおすすめする、著者の八面六臂ぶりが感動を呼びます。2022/05/03

たまきら

29
先日著者の、もうすこし一般的な本の後で、似ているもののもっと分厚くて、より面白いエピソード満載のマニアックなこちらを手に取りました。もちろん専門的な部分も大変勉強になるんですが、なが~い書物の最期の後書きに職人「早くお酒が飲みたい」という泣き言が書かれていたとか、アナ雪2に30秒ほど登場する羊皮紙のディテールがすごいとか、そういう小ネタが最高に面白かったです。早速アナ雪2のこのシーン見直さなきゃ!2023/02/26

ikeikeikea

6
タイトルはマニアックながらとても面白い1冊。歴史が好きであれば、あまり羊皮紙に興味がなくても楽しめる。特に「薔薇の名前」好きには最高だ。あの作品のように羊皮紙は燃えるか、炙り出しは可能かを実験してくれている。豆知識として生活の参考になりそうな情報も多い。特にゴアテックスを利用した水滴を垂らす事なく、加湿する方法だ。著者紹介で「自宅の風呂場でひつじの毛を剥ぎ羊皮紙をつくる事から出発」と書いてあり、思わず笑ってしまった。素晴らしい姿勢の学者だ。このような羊皮紙愛あふれる著者であるので、広範な話題が語られる。2021/08/22

人生ゴルディアス

4
日本語でこれだけ詳しい羊皮紙の本が読めることに感謝。本書が良いのは著者が実践の人で、本にある記述をだいたい実地に試し、さらには科学的な解説も付け加えるところ。写本の文化史みたいな本だと、羊皮紙について詳しく書いているようで実は肝心なところが全く書いてない。燃えにくいというけど、どんだけ燃えにくいの? 燃えにくいけど水に弱いから消火の際に水をかぶると駄目になるって、どんな風に? ただ説明が丁寧なのは冗長の裏返しでもあるので、本書後半は結構眠かった。2024/05/21

Kuliyama

3
歴史や使われ方だけでなく、自分で羊皮紙を作り、加工したり実験したりと、筆者の努力に驚きました。大部ですが一気に読み終えました。2021/06/11

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