出版社内容情報
政治学の俊英が、現実の政治に飛び込む。
現代日本政治をかたち作っている「改革保守」に対峙する可能性とは? 「中道リベラル」と「左派ポピュリズム」の互恵関係とは? 「新自由主義グローバリズム」に代わる新たな国際秩序の選択肢とは? 学術の視野から時代を掴み、醒めた思考で新しい選択肢を示す!
内容説明
現代日本政治をかたち作っている「改革保守」に対峙する可能性とは?「中道リベラル」と「左派ポピュリズム」の互恵関係とは?「新自由主義グローバリズム」に代わる新たな国際秩序の選択肢とは?学術の視野から時代を掴み、醒めた思考で新しい選択肢を示す!
目次
第1部 現代日本政治を問い直す(「改革の政治」とは何か―保守政治の「守旧保守」から「改革保守」への自己脱却;ポスト冷戦期における日本政治の対立軸―「革新」・「保守」・「改革」をめぐって;左派ポピュリズムと中道リベラルとの戦略的互恵関係をめぐって―B・サンダースと山本;二〇一九年参院選とN国党―「改革の政治」の最後の徒花)
第2部 二〇一五年安保を胸に刻んで(運動と政権を繋ぐ回路のために―社会運動と民主党政権との「連携」と「乖離」;運動を掴む政治学のために―熟議・左派ポピュリズム・「戦後民主主義」;二〇一五年安保―「クラシカルな応答」がもたらした三つの政治変動)
第3部 オルタナティヴを求めて(オバマ政権を視る―社会的価値観、経済、外交;「トランプ後の世界」におけるオルタナティヴのために―「調整」と「敵対」の緊張と共振;左派ポピュリズムに可能性はあるか;ポスト・グローバル化の政治―二項対立から三項対立へ;アメリカ政治における三つの選択肢と民主党の挑戦)
第4部 主権者を培うために(若者による政治批判の「お客様的展開」から「主権者的展開」のために;「政治の使い勝手」の復権のために)
著者等紹介
大井赤亥[オオイアカイ]
1980年東京都生まれ、広島市育ち。政治学者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は政治思想史・現代日本政治。東京大学、法政大学、昭和女子大学などで講師を務めた後、現在、第49回衆議院議員選挙の候補予定者(広島県第2区)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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