言葉はどこからやってくるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791773190
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

蓮實重彦はいかにして言葉を紡いできたか?
数多くの随想、映画・文学・スポーツ批評や社会時評の執筆、雑誌『リュミエール』などの編集、小説『伯爵夫人』の創作--フィクションとノンフィクションに長年対峙してきた氏の「言葉」と「映画」をめぐる論考とインタヴュー。三島由紀夫賞受賞時のスピーチとインタヴュー「小説が向こうからやってくるに至ったいくつかのきっかけ」から、韓国誌『FILO』による最新のロングインタヴューまで。

内容説明

「バルトのように、記号としての言語を呼吸しながら、それを括弧に括ったりせず、それをいたわりつつ酷使せずに書くことができたら…」書くことに向かうすべての人へ。

目次

1(三島由紀夫賞受賞挨拶;小説が向こうからやってくるに至ったいくつかのきっかけ―第二九回三島由紀夫賞受賞記念インタヴュー;せせらぎのバルト ほか)
2(「革命」のための「プラットフォーム」;Sustainability;「AGS」をめぐる五つの漠たる断片的な追憶)
3(学部の壁を壊しなさい;映画の「現在」という名の最先端)

著者等紹介

蓮實重彦[ハスミシゲヒコ]
映画評論家、フランス文学者。1936年東京生まれ。1960年東京大学仏文学科卒業。1965年パリ大学大学院より博士号取得。1988年より東京大学教養学部教授。1997年より2001年まで東京大学総長。1999年フランス政府「芸術文化勲章」を受章。主な著書『伯爵夫人』(新潮社、2016年、三島由紀夫賞受賞/新潮文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アキ

79
蓮實重彦への文学や映画にまつわるインタビュー、東大総長時代の講演、雑誌に発表した論考など11篇から成る。『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞の際の挨拶とインタビューで、「小説は、あるとき、向こうからやってくるものですから」とは名言でしょう。「リュミエール」を編集する上で、ジャン=リュック・ゴダールにインタビューに至るまでの経緯が面白い。現在「ジョン・フォード論」を執筆中だそうで、80歳を越え益々お盛んで嬉しい限り。2021/01/17

しゅん

13
文章術、『リュミエール』の編集、東大総長時代の挨拶など、およそまとまりに欠いた文章andインタビュー集。「まとまりに欠いた」は、この場合賛辞の言葉であり、まとまらない知の運動にこそ「色気」が宿る。博報堂の人から受けたインタビューででてくる「色気」という言葉の使用は、今の世界のしょうもなさに対する批判を朗らかに行うために念頭に置いておきたい。批評と論文に違いはない、と言い切るところで元気でる。卒論時に使ってたカードなどが写真つきで出てくるのは驚いたし、「革命」を語る蓮實もなかなか珍しい。2022/06/20

garth

13
「説明するというのは、非常に簡単なことであります。馬鹿でも説明すると、何か説明したような気になりますし、それから、馬鹿でも説明されると、判ったような気になるというのが、人類が抱え込んだ最大の矛盾でもあるわけですね」2021/04/20

ルンブマ

5
超面白い。例の三島由紀夫賞受賞記者会見での、作品が「向こうからやってきた」発言をさらに掘り下げて「書くこと」について蓮實が語る。大学に入りたての一年生とかって、『論文の書き方』みたいな悪書をムリヤリ読まされがちだけど、そんなものを読ませるのだったら、これをやんわりとオススメしたいわ。2020/10/29

chiro

4
知性の強靭さを十二分に感じさせてくれる著者の言葉の数々をかみしめながら過ごす時間でした。2020/11/16

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