キャラがリアルになるとき―2次元・2・5次元、そのさきのキャラクター論

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キャラがリアルになるとき―2次元・2・5次元、そのさきのキャラクター論

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  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791772889
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

キャラが「立つ」魔法を解き明かす
キャラは巷にあふれている。マンガ、アニメ、2・5次元、果ては現実を生きる人々にもキャラを見出し、わたしたちはそれを愛でる。キャラは既に虚構ではなく、リアルな存在としてキャラ立ちしているのだ。何がキャラクターをリアルな存在としているのか? マンガ表現論の手法を応用し、2次元、2・5次元、果ては3次元まで――異なる世界を繋ぐ回路としてキャラクターを位置付ける。マンガ、アニメ、特撮、2・5次元舞台、そしてラッパーまでも架橋するキャラクター論の新地平!

内容説明

『きのう何食べた?』『寄生獣』『課長島耕作』から、ミュージカル『テニスの王子様』『仮面ライダー電王』『ヒプノシスマイク』まで…次元と世界をつなぐ、キャラクター論の新地平。

目次

1 マンガのなかの「人間」たち(キャラクターを享受すること;キャラクターと囲む食卓―グルメマンガの実用性とリアリティ;“まなざし”の行方―『雨無村役場産業課兼観光係』試論;「世界」の描き分け、キャラクターの対話―描画スタイルの併用について;“ぽっちゃりヒロイン”は伊達じゃない―『BUYUDEN』にみる『少年サンデー』スポーツマンガの系譜 ほか)
2 「リアル」に乗り出すキャラクターたち(誰が「変身」しているのか?―「特異点」としての『仮面ライダー電王』;2次元と2・5次元の『テニスの王子様』―キャラクターの成長、キャラクターへの成長;「マンガの実写化」と「マンガから生まれた映画」―マンガ原作映画についての覚え書き;マンガと2・5次元―『弱虫ペダル』におけるキャラクター生成のメカニズム;「リアル」になる―キャラクターとしてのラッパー ほか)

著者等紹介

岩下朋世[イワシタホウセイ]
1978年、鹿児島県生まれ。専門はマンガ研究・メディア論。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。現在、相模女子大学学芸学部メディア情報学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jesus@メモ魔

2
自分の好きな弱虫ペダルとヒプマイがでできた2023/11/07

ehaururu

0
マンガに顕著なように、キャラクターとはそもそも複数の違う絵柄で描かれるのに、なぜかそれらを同じひとつのキャラクターであると思い込んでしまう錯覚にほかならない。その論理でいくと、マンガの実写映画や2.5次元演劇における役者も、たとえ三次元であろうが、ただ図像が違うだけで、二次元と同じひとつのキャラクターの現れであると考えることができる。本書の面白さはテーゼにとどまらない作品批評にある。例えば『テニミュ』の観客は、物語内キャラクターの成長と、若手役者の成長とが、舞台上で重なり合っていくさまを見るのだという。2021/09/12

座布団カバー

0
公式との解釈違い、という事象からキャラとは何かを探る、「キャラクターはどこにいる」という節が再読したいくらい腑に落ちる説明だった。2021/02/26

トム

0
やっぱりこういう本は面白くて好き。2020/10/01

ぞだぐぁ

0
主に『ユリイカ』に掲載された物を基に、キャラクター自体と舞台等別媒体での同一性などについて書かれた本。公式でのキャラクターの解釈違いとか、同人誌読んでいても関係してくる問題が割と分かりやすく書かれている。2020/08/29

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