あしたの地震学―日本地震学の歴史から「抗震力」へ

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あしたの地震学―日本地震学の歴史から「抗震力」へ

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791772599
  • NDC分類 453
  • Cコード C0040

出版社内容情報

専門家が教える、ほんとうの地震対策とは
地震大国日本。いかに地震を予知するかこそが日本地震学の悲願だった。しかし、いまだにその願いは叶えられていない――。はたして予知は可能なのか。日本地震学の歴史をつぶさにひもとき、実際に経験したことから、専門家のあるべき姿と、わたしたちがどのように地震と向き合うべきか考える。南極にも調査にいき、火山・地震研究の第一人者である著者が語る地震対策。

内容説明

地震大国日本。いかに地震を予知するかこそが日本地震学の悲願だった。しかし、いまだにその願いは叶えられていない―。はたして予知は可能なのか。日本地震学の歴史をつぶさにひもとき、実際に経験したことから、専門家のあるべき姿と、どのように地震と向き合うべきかを、第一人者が考える。

目次

第1章 地震学の黎明期
第2章 関東大震災
第3章 地震予知への期待
第4章 東海地震発生説と大震法の成立
第5章 地震予知への逆襲
第6章 すべてを壊した東北地方太平洋沖地震
第7章 「でも地震は起こらない」

著者等紹介

神沼克伊[カミヌマカツタダ]
1937年神奈川県生まれ。固体地球物理学が専門。国立極地研究所ならびに総合研究大学院大学名誉教授。東京大学大学院理学研究科修了(理学博士)後に東京大学地震研究所に入所し、地震や火山噴火予知の研究に携わる。1966年の第八次南極観測隊に参加。1974年より国立極地研究所に移り、南極研究に携わる。2度の越冬を含め南極へは15回赴く。南極には「カミヌマ」の名前がついた地名が2箇所ある。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mark

14
東日本大震災が起きたとき「地震学者は社会的に無用!」という暴論が聞かれました。東南海、首都直下だの、メディアを通じて散々警告を垂れ流してきた学者たちが、史上最悪の大規模地震をすら予知できないのなら、存在意味なしということです。あれ以来、やたらと「想定外」という表現が使われるようになりました。しかし、地震の科学的研究が始まってまだ数十年、とても予知できるような理論蓄積などまだできていない、というのが実態のようです。もっともらしい自説を披歴する自称専門家の発する情報は、まず疑ってみる姿勢を持ちたいと思います。2022/02/20

なおこっか

3
地震予知を主軸に、その歴史と現状を解説。プレートテクトニクスも不明、マグニチュードの概念もない明治期の奮闘から、関東大震災を経て、大きな地震がおきるたびに体制に変更を加え、地震予知に向き合ってきた。だが未だ天気のように地中を観測できない現状では、観測予知は不可能との言。また学者やメディアがバラバラに言説を煽り立てることへ、警鐘を鳴らしている。その警鐘は寺田寅彦が既に書き示しているという、100年以上変わらない残念な点である。2024年は大変な地震から始まった。備えの必要さを改めて噛みしめる。知識面でも。2024/12/15

aochama

2
地震学の重鎮が、日本の地震学の歴史を地震予知と関連付けながら解説。しかも分かりやすい。そして、今の地震学者は、データのみに頼り、現実をみていないと指摘。その弊害も説明します。地震予知は無理であり、地震は起きるものと考えて日頃から起きたときの行動をイメージトレーニングし、抗震力をつけることが大事とします。そのためのチェックリストも提示。この一冊で日本の地震にまつわる基礎知識はカバーできます。抗震力をつける練習していきます(^-^)/2020/07/05

takao

1
ふむ2021/11/14

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