教育・権力・社会―ゆとり教育から入試改革問題まで

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791772445
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「ブラックバイト」の名付け親、「入試改革を考える会」代表の最新刊!
連日報道されている入試改革問題。教育をめぐる問題はいつも加熱してきた。この20年を射程に、世間を賑わした教育問題に、日本を代表する教育社会学者はその都度どのように応答してきたのか? 「ブラックバイト」の名付け親にして奨学金問題・入試改革問題の代表的運動家が、その「闘い」の跡を辿る。道徳、愛国心、歴史教科書等をめぐる「国家主義」と、就活、奨学金、民間試験、国立大学法人化等をめぐる「新自由主義」が台頭する教育に、果たして突破口はあるのか?

内容説明

迷走する入試改革問題の背後にひかえているのは、教育の、国家によるさらなる統制と、市場へのさらなる誘導である。ゆとり教育、教育基本法改定から、政権交代とその挫折、さらには奨学金問題までをいっきに総点検することで浮かび上がってくるのは、私たちが直視しなければならない“教育の現代史”である。

目次

第1部 新自由主義と国家主義―ゆとり教育と教育基本法 1999‐2008(「単越性」の支配―「選択・責任・連帯の教育改革」批判;象徴資本としての「個性」;教育をめぐる対話―一九八〇年代から二〇〇一年;近代教育への問い直し;教育を取り戻すために;民主から愛国へ―教育基本法改正論批判;教育は誰のものなのか―教育基本法「改正」問題のアリーナ;格差と排除の教育マニュアル―教育再生会議第一次報告批判;学校改革とは何か)
第2部 希望と絶望―政権交代と貧困 2009‐2018(教育政策の行方―新自由主義・国家主義からの転換は可能か?;「政治の時代」の到来;大阪教育行政二〇一一~二〇一二;ブラックバイト・全身就活・貧困ビジネスとしての奨学金;貧困化する大学生と経済的徴兵制;教育の危機を問い直す;奨学金問題の現状と今後の課題)

著者等紹介

大内裕和[オオウチヒロカズ]
1967年神奈川県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程をへて、現在は中京大学教授。専門は教育学・教育社会学。奨学金問題対策全国会議共同代表。「入試改革を考える会」代表。「学生であることを尊重しないアルバイト」のことを「ブラックバイト」と名づけて、社会問題として提起する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

26
現役の中学国語教諭の方から紹介してもらった一冊。自分のような門外漢にも本書を紹介してくれる現役教師が存在するという事実が、日本の教育界にもまだ希望はあることを期待させてくれる。2022/02/10

林克也

4
大内さんの著書をはじめて読んだ。ブルデューをベースにしていることも含め、この本に取り上げられた諸問題について大変勉強になりました。大内さんたちがこれだけ頑張ってもどんどん劣化していく日本の教育(だけでなく、ほぼすべての事象が)が、今なら、政府を操る壺屋・統一教会によるものだったということがわかるが、当時、大内さんたちが必死に戦っていた(もちろん今でも)のは、財界主導の「新自由主義というイデオロギー」だったということか。統一教会が表にあぶり出された今、大内さんはどんな気持ちでいるのだろうか。2022/11/10

takao

1
ふむ2024/09/26

【みらいけん読書会】

0
#39 くまい2020/06/20

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