出版社内容情報
NYストリートアートの最先端
地下鉄や都市の壁、最近では高級ブランド旗艦店の壁にも描かれるストリートアートは、エアロゾル・ライティングとも呼ばれ、世界中で「文化」として進化を続けている。単身ニューヨークに渡り、ストリートアートを美術史の表現ジャンルのひとつに昇華させようと独自の創作と研究を行なう大山氏。歴史に名を残すニューヨークのストリートアーティストたちを取材して書かれた本書は、街角のアートと美術史が交差する最前線に私たちを誘なう。
内容説明
20世紀アメリカが生んだ世界最大の視覚文化=ストリートアート。貴重な取材をもとに綴られる初の人物史。ニューヨークで制作と研究を続ける著者が、ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリング、フューチュラ2000ら12名を論じ、街角のアートと美術史、そして社会が交差する最前線に私たちを誘なう。
目次
公差域のポリフォニー―タキ183
文字と数字のケミストリー―ココ144
ワイルドスタイルと自然―トレイシー168
ジェネレートする場―ジョン・フェクナー
空気転送するエアロゾル―フューチュラ2000
自己開示するスタイル―ドンディ・ホワイト
縫い合わされる死―レディピンク
永劫回帰する落書き―ジャン=ミシェル・バスキア
埋め尽くされた時間―キース・ヘリング
サインペインティングの遺伝子―スティーヴン・パワーズ
象徴編集システム学―EKG
製図師の夢―クリス・メンドーザ
著者等紹介
大山エンリコイサム[オオヤマエンリコイサム]
アーティスト。慶應義塾大学環境情報学部卒業。東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」をベースに壁画やペインティングを発表し、現代美術の領域で注目を集める。1983年、イタリア人の父と日本人の母のもと東京に生まれ、同地で育つ。2012年よりニューヨークを拠点に世界各地で展覧会を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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