BLが開く扉―変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー

個数:

BLが開く扉―変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月11日 08時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791772254
  • NDC分類 384.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

BLは政治的であり個人的だ
BLはアジアでは独自の変容を遂げ、大きな社会的影響力を持っていた。BL分析から見えるアジアの現状と日本の特異性――世界のBL、LGBTQ、マンガ研究の第一人者たちがいま解き明かす。
主な執筆者
ジェームズ・ウェルカー/石田仁/金孝眞/シュウ・ヤンルイ&ヤン・リン/長池一美/藤本由香里/トーマス・ボーディネット/堀あきこ/守如子/ワン・ペイティ

内容説明

BLは政治的であり個人的だ。アジアではBLが独自の変容を遂げ、大きな社会的影響力を持っていた。BL分析から見えるアジアの現状と日本の特異性―世界のBL、LGBT(Q)、マンガ研究の第一人者たちがいま解き明かす。

目次

ボーイズラブ(BL)とそのアジアにおける変容・変貌・変化
第1部 BLの意味と欲望(BLとスラッシュのはざまで―現代中国の「耽美」フィクション、文化越境的媒介、変化するジェンダー規範;フェミニズムの時代、BLの意味を問い直す―二〇一〇年代韓国のインターネットにおける脱BL言説をめぐって;「腐男子になる」欲望―東アジアにおける異性愛男性BLファン比較研究;日本のBL―その特徴に注目して;神話からゲーム、そしてホモエロティック・フィクションへ―中国、日本と台湾の「真・三國無双」BL同人誌)
第2部 LGBT(Q)とBL(憧れの世界を読み取る―一時滞在の中国人ゲイに対する「希望のよりどころ」としてのBL;ゲイ「ファン」の「ファン」―想像と存在のはざまから立ち上がるタイのボーイズラブ;抑圧か革命か?―同性婚合法化運動に対する台湾のBLファンコミュニティの反応;Desi Desu―インドの都市部における性、セクシュアリティ、BL消費;不調和な情熱―インドネシアにおけるボーイズラブ・ファンのアイデンティティ交渉とLGBTに向けるまなざし)

著者等紹介

ウェルカー,ジェームズ[ウェルカー,ジェームズ] [Welker,James]
1970年アメリカ合衆国生まれ。神奈川大学外国語学部教授。専門は日本近現代文化史、ジェンダー・セクシュアリティ、グローバリゼーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

10
キム・ヒョンジン「フェミニズムの時代、BLの意味を問い直す 二〇一〇年代韓国のインターネットにおける脱BL言説をめぐって」。2015年前後に韓国社会で若い女性を中心にフェミニズムの復興が起こった。ソン・ヒジョンは「フェミニズム・リブート」と名付けた。 フェミ総攻(チョンゴン)アカが、BL作家を攻撃する例もある。この書き手も、あやつらが異常なほどに表象と現実とをダイレクトに反映する極端に単純な見方をすることを指摘してる。あと、消費者視点一点張りで、書き手をガン無視してることも。やっぱり、そうなんだな…2019/11/17

窓際

2
めちゃくちゃ興味深い内容だった。学術的にBLについて書かれた本。アジア各国でのBLの受け入れられ方、あり方の違いは初めて知ることばかり。BLは少し齧っている程度(しかもものすごく限定的)だけど歴史的背景含めとにかく勉強になった。韓国の脱BL論がけっこうな衝撃。2020/05/23

mfujita

2
韓国のBL事情について、「メタフジョ」や「脱BL」などの概念があることを全く知らず、衝撃的だった。一年くらい前、韓国ウェブトゥーンのあるBL作家に攻撃的なコメントが多数寄せられていたが、今やっと背景の一部を知ることができた。韓国語を始めた動機のひとつにpostypeがあったので色々と興味深かったです2020/01/08

1
買ったのは結構前だったんだけど、読み返したらタイドラマにがっつり触れててびっくりした。タイ沼にいて外から見た分析に興味がある人は読んでみて欲しい。

♋︎

1
面白い!わたしはBLも百合も好きというめでたい嗜好なのだけど、最近気になっていた韓国の脱BLの流れについても知れて良かった。2020/09/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14540752
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品