出版社内容情報
治療でも、訴訟でも、自己啓発でもなく。
職場のパワハラ、メンタルケアと産業保健、過労自殺とうつ病、ライフハックの現場、ワーママのため息。感情が管理され、生が査定される時代。私たちは、グッとこらえたこの心の揺らぎと、どう向き合えばいいのか。毎日の仕事は、社会問題とどうつながっているのか。現代に疲弊する、働く人びとのための社会学。
内容説明
職場のパワハラ、メンタルケアと産業保健、過労自殺とうつ病、ライフハックの現場、ワーママのため息。感情が管理され、生が査定される時代。私たちは、グッとこらえたこの心の揺らぎと、どう向き合えばいいのか。毎日の仕事は、社会問題とどうつながっているのか。現代に疲弊する、働く人びとのための社会学。
目次
はじめに―働く人のための感情資本論
第1章 感情という資本―職場でコミュニカティブであること
第2章 メンタルヘルスという投資―メンタル不調=リスク=コスト
第3章 自殺のリスク化と医療化―労働者の自殺はいつ、どのようにして「労働災害」になったのか
第4章 自殺の意味論―労働者の死をめぐる語り
第5章 「パワーハラスメント」の社会学―「業務」と「うつ病」のフレーム・アナリシス
第6章 時は金なり、感情も金なり―ライフハックの現場から
第7章 ワーキング・マザーの「長時間労働」―「ワーク・ライフ・過労死?」
著者等紹介
山田陽子[ヤマダヨウコ]
神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、広島国際学院大学情報文化学部現代社会学科准教授。専門は社会学(感情社会学、医療社会学、社会学理論)。主著に『「心」をめぐる知のグローバル化と自律的個人像』(学文社、日本社会史学会奨励賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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