出版社内容情報
どうして同じものを着るのか。不思議な服装の歴史と起源に迫る。
ある時期、みんな同じような服装で、同じようなカバンを持ち、同じような靴を履いて歩き回る。就職活動を経験したものならば、誰もがこの不思議な装いをしたことがあるだろう。なぜみんなリクルート・スーツを着るのか。起源、歴史、変遷、文化、ジェンダーなど網羅的に分析したとき、その社会的な意義があきらかになる。まったくあたらしい服飾史にして、画期的な社会史。
内容説明
ある時期、みんな同じような服装で、同じようなカバンを持ち、同じような靴を覆いて歩き回る。就職活動を経験したものならば、誰もがこの不思議な装いをしたことがあるだろう。そもそも、なぜみんなリクルートスーツを着るのか。起源、歴史、変遷、文化、ジェンダーなど網羅的に分析したとき、その社会的な意義があきらかになる。まったくあたらしい服飾史にして、画期的な社会史。
目次
序章 リクルートスーツとは何か
第1章 「背広」が意味したもの
第2章 学生服からスーツスタイルへ
第3章 「女らしさ」とスーツスタイル
第4章 「リクルート・ファッション」の自由と限界
第5章 「権威」をまとうリクルートスーツ
第6章 「リクルートスーツ」の形成
第7章 交差するリクルートスーツ
終章 リクルートスーツとは何だったか
著者等紹介
田中里尚[タナカノリナオ]
文化学園大学服装学部准教授。早稲田大学文学研究科修士課程を修了後、暮しの手帖社などで編集の仕事に携わりながら、立教大学文学研究科比較文明学専攻にて博士(比較文明学)号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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