出版社内容情報
買うも地獄、買わぬも地獄
達意の文章で綴る、洋古書の魅力とコレクション地獄の恐怖。日本の、パリの古書街を歩き倒してきた著者による、古書の匂いたつ熟練の文章。新たに文章を増補し復刊。講談社エッセイ賞受賞。
内容説明
買うも地獄、買わぬも地獄。達意の文章で綴る、洋古書の魅力とコレクション地獄の恐怖。「知的遊戯の宝庫、パリの古書店巡り」を増補、古書の匂いさらに色濃く、待望の新版!講談社エッセイ賞受賞。
目次
モロッコ革の匂い(稀覯本は見つけやすい;唾捨書店;匂いでわかる;掘出し物;音がちがう;オスマン男爵からの贈り物;紙で決まる ほか)
間奏曲(荒木一郎の教訓;この限りなき悪循環;古書の値段;雨降ればいつも土砂降り;フランス国立図書館にない本;お客様は人間;アンチック屋の古本;愛書家K教授のクレージーな生活)
アンコール アール・デコの挿絵本、あるいは絶滅した恐龍
再アンコール パリ 古書店あんない
再々アンコール 知的遊戯の宝庫、パリの古書店巡り
著者等紹介
鹿島茂[カシマシゲル]
1949年、横浜市に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、共立女子大学文芸学部教授。専門は19世紀フランスの社会と小説。『馬車が買いたい!』(白水社)で1991年度サントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で第12回講談社エッセイ賞、『職業別パリ風俗』(白水社)で第51回読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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