出版社内容情報
『ゴールデン・カムイ』ファン必読の一冊!!作品の参考文献としても知られるアイヌ文化の入門書、待望の復刊!!
神の国への出発である熊送り(イオマンテ)をはじめ、神魚迎えの祭りなど、野獣・海獣・魚族にかかわるさまざまな儀式・風習の中に、暖かくおおらかなアイヌの精神を探り、狩猟や漁撈の実態と伝承を通して北国の厳しい生活をも描き出す。
内容説明
本篇は神の国への出発である熊送り(イオマンテ)をはじめ、神魚迎えの祭りなど、野獣・海獣・魚族にかかわるさまざまな儀式・風習の中に、暖かくおおらかなアイヌの精神を探り、狩猟や漁撈の実態と伝承を通して北国の厳しい生活をも描き出す。シカ、オオカミ、キタギツネ、エゾタヌキ、アザラシ、オットセイ、トド、イルカ、サケ、マス、サメ等約百種を収録。
目次
野獣篇(シカ;エゾノウサギ;オオカミ ほか)
海獣篇(海獣;アザラシ;オットセイ ほか)
魚族篇―貝類・甲殻類・他を含む(川魚;海漁)
著者等紹介
更科源蔵[サラシナゲンゾウ]
1904年、北海道弟子屈町の開拓農家に生まれる。麻布獣医畜産学校に学ぶ。詩人・随筆家として、またアイヌ文化研究によって知られる。「アイヌの伝統音楽」約二千曲の録音・訳詞により、第18回NHK放送文化賞受賞。1985年9月25日逝去
更科光[サラシナコウ]
1948年、北海道札幌市に生まれる。1970年、北海学園大学卒業。会社勤めのかたわら父・源蔵の資料整理を手伝う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。