出版社内容情報
神なる王たちとイスラエルの民の王国の400年間にわたる衰退の歴史
ダビデは後継者にソロモンを指名した。ソロモンは王国の絶頂期をつくるが、王を戴いたイスラエルの民は、次第に「神こそが王のなかの王であり、地上の王はその代理に過ぎない」という考えを失い、そして王はついに神の意志に背きはじめる。イスラエルの民の歴史書、最終幕へ。
内容説明
神なる王たちとイスラエルの民の王国の400年間にわたる衰退の歴史。ダビデの後継者ソロモンは王国の絶頂期をつくるが、次第に「神こそが王のなかの王であり、地上の王はその代理に過ぎない」という考えを失い、王はついに神の意志に背きはじめる。イスラエルの民の歴史書、最終幕へ。
目次
年老いたダビデに肉布団を
ダビデの遺言と死
旧弊はいまだ改まらず
ソロモン王の高官たち
王ソロモンのための食糧調達
神殿の建設
ソロモンの宮殿の詳細
主の契約の箱、神殿に移される
ソロモンにたいする神の約束と警告
サバの女王の来訪〔ほか〕
著者等紹介
秦剛平[ハタゴウヘイ]
多摩美術大学名誉教授。国際基督教大学卒、京都大学大学院、ドロプシー大学大学院(フルブライト、Ph.D)を卒業。ペンシルヴァニア大学大学院上級研究員、オックスフォード大学客員教授(1999‐2000年)、同大学客員研究員(2001年以降)、現在ケンブリッジ大学(クレア・ホール)フェロー終身会員、(ウォルフソン・コレッジ)フェロー終身会員、イェール大学大学院客員研究員。『七十人訳ギリシア語聖書』のモーセ五書をはじめて邦訳した。またイザヤ書、エレミヤ書、エゼキエル書、十二小預言書、ダニエル書といった預言書、さらには歴史書であるヨシュア記、士師記、サムエル記の本邦初訳も行なっている。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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