エネルギーの人類史〈上〉

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エネルギーの人類史〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 376p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791771530
  • NDC分類 209
  • Cコード C0020

出版社内容情報

この一万年のあいだ、エネルギーを熱、光、運動へと変換する方法でのイノベーションが、文化的、経済的発展の原動力となってきた。人類の歴史は、権力闘争以上に、エネルギーのイノベーションの物語なのである。――ビル・ゲイツ

目次

第1章 エネルギーと社会(流れ、貯蔵、管理;概念と尺度 ほか)
第2章 先史時代のエネルギー(狩猟採集社会;農業の起源)
第3章 伝統的な農耕(共通性と特異性;集約化への道 ほか)
第4章 産業化以前の原動力と燃料(原動力;バイオマス燃料 ほか)

著者等紹介

シュミル,バーツラフ[シュミル,バーツラフ] [Smil,Vaclav]
1943年チェコ生まれ。ウィニペグ・マニトバ大学環境学部名誉教授。カナダ王立協会フェロー。1965年にプラハのカロリナム大学を卒業したのち、チェコ動乱を機に国を離れ、1972年にアメリカ・ペンシルベニア州立大学院で博士号を取得。エネルギーシステム、環境変化、技術進歩の歴史とエネルギー、環境、食料、経済、人口の相互作用など学際的な研究を続けている

塩原通緒[シオバラミチオ]
翻訳家。立教大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

molysk

37
エネルギーをどのように効率よく活用するか?人類の歴史を、エネルギーという断面で描き出す。狩猟採集から農耕への移行の一因は、産出量の多い穀物が、優れたエネルギー摂取源だったことだ。農耕や建築、輸送といった活動の動力には、家畜や水力を活用しつつも、集約が容易で活動に柔軟性がある人力が支配的であり、調理や冶金などに求められる熱源としては、木や木炭、畜糞といったバイオマス燃料が用いられるという状況が、産業革命が始まるまでは続くことになる。エネルギーや仕事率といった定量的概念で人類史を見つめなおす視点が新鮮だ。2021/04/18

trazom

21
ビル・ゲイツ氏が推薦図書に選んだことで評判になった一冊。ゲイツ氏は「学術界出身の人は、専門を深耕するのは得意。ジャーナリズム出身の人は、全体像は描いても細部は綿密でない。シュミルはその両方を備えている。深く、広く、過去一万年にわたる人類の文化や経済の進歩を解説している」と激賞。確かに、深く・広いが、そもそも、著者の言う「エネルギー」とは何なのか、今一つピンとこない。物理化学的な意味を超えて、労働使役、資源、栄養などに論点が拡がり、焦点が定まらない。化石燃料が登場する下巻を読んでから、もう一度考えてみよう。2019/05/23

まめタンク

7
2020年69冊目。ビルゲイツ氏が敬愛する事で有名な著者の本です。人類の歴史をエネルギー視点で振り返るという非常に興味深い内容です。エネルギー=電力ではなくエネルギー=力(もしくは熱量)という視点も面白いです。古代の人類が食べていた食べ物のエネルギーは?農業が発展し、様々な農具が発明され人類は定住していくその農具のエネルギーは?個人的に思うのは、昔の人は生きるために生きていた、という事実です。マズロー的に言えば生存のために朝早くから夕方まで働く。過去の歴史より、現代ってすごい!が率直な感想です。2020/02/19

ケイケイ

3
★★ 太古からのエネルギーと熱量の歴史を紐解く大作。ダイヤモンドの「危機と人類」と比較して読むとまた面白い。

Q

3
エネルギーにまつわる歴史を先史時代からさかのぼって豊富なコラムと共に解説してくれる本。エネルギーにまつわる興味が低い時期に手に取ってしまった。それでもコラムを拾い読みするのでも楽しめた。伝統的な農業の方が近代的な農業よりエネルギー効率が良いというのは納得度が高かった。というか現代人はエネルギーを無駄に消費していないだろうか?例えばトレーニングジムを発電所とするとどれぐらいエネルギーを得ることができるのだろう?もしくはジムに行くかわりに農業にエネルギーを使うことで社会全体の効率が良くなることはないだろうか?2020/03/03

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