出版社内容情報
神に選ばれた王サウルの栄光と没落、そして、王国を統一した偉大なるダビデを描く
契約の箱がいっとき奪われ、周囲の民族との戦乱がつづいたイスラエルの民たちは、王を求めた。預言者サムエルは神の意志に従い、イスラエル最初の王を選んだ。しかし最初の王サウルは次第に神をないがしろにし、民の苦難はつづく。それに終止符をうったのは、次なる王にしてイスラエル王国を統一した偉大なる王ダビデであった。現代にも影響を与える古代ユダヤ史のギリシア語版、本邦初訳。
内容説明
偉大なる王の物語。詳細な注を付した決定版。本邦初訳。
目次
エルカナと二人の妻
ハンナの神賛歌
主の言葉、サムエルに臨む
神の箱、奪われる
神の契約の箱、異部族の者たちの地に災いをもたらす
異部族の者たち、神の箱をイスラエルに戻す
救済者サムエル
民、王をもとめる
サウル、父のロバを探しに出かける
サウル、油を注がれ、イスラエルの指導者にされる〔ほか〕
著者等紹介
秦剛平[ハタゴウヘイ]
多摩美術大学名誉教授。国際基督教大学卒、京都大学大学院、ドロプシー大学大学院(フルブライト、Ph.D)を卒業。ペンシルヴァニア大学大学院上級研究員、オックスフォード大学客員教授(1999‐2000年)、同大学客員研究員(2001年以降)、現在ケンブリッジ大学(クレア・ホール)フェロー終身会員、(ウォルフソン・コレッジ)フェロー終身会員、イェール大学大学院客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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