クセナキスは語る―いつも移民として生きてきた

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クセナキスは語る―いつも移民として生きてきた

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791771486
  • NDC分類 762.35
  • Cコード C0073

出版社内容情報

クセナキス、(数式を使わず)大いに語る!
20世紀を代表する現代音楽作曲家であり、数学者であり、建築家でもあったヤニス・クセナキス。高度な数学的知識を用いた作曲は、どのように構想されているのか。その緻密な理論の背景にある、彼が生きた戦争の世紀とは。数式を使わずに、その思想の核心が平易な言葉ではじめて語られる。

内容説明

音楽家として、数学者として、建築家として。あるいはレジスタンス活動家として、亡命者として、移民として生きた、ヤニス・クセナキス。すでにあるどんな型にもはまらず、先鋭的かつ前衛的でありつづけた、その思想と創造の始原へ。その思想の核心が、数式を使わずに平易な言葉ではじめて語られる。クセナキス自身による、クセナキス入門。

目次

人として、芸術家としての気概
偶然を作り出す法則
計算と判断
「具体」に対する「抽象」
予測と確認―結果をどうコントロールするか
音色の音響心理学―クセナキスの慎重な態度
「クセナキスの音」
ヴァレーズ、ストラヴィンスキー、その他の作曲家について
ヴィブラートvs.「裸の音」
有機体としての作品構想〔ほか〕

著者等紹介

ドゥラランド,フランソワ[ドゥラランド,フランソワ] [Delalande,Fran〓ois]
1970~2006年の間、INA/GRM(国立視聴覚研究所・音楽研究グループ)に研究者として在籍し、研究部門の責任者を務めた。専門分野は、「電子音楽の分析とその理論的発展(音楽分析論全般、音楽記号論、聴取分析等)」と「幼児における音楽行動の芽生えと発達」。代表的な著書に、Analyser la muique,pourquoi,comment?(2013)などがある

柿市如[カキイチユキ]
東京芸術大学楽理科卒業、音楽学科修士課程修了後、渡仏。パリ第8大学でDEA(高等研究学位)取得後、フランスでCDブックレットなどの翻訳を行いながら、『レコード芸術』等に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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松本直哉

29
作曲家は、人はつねに移民の意識をもつべきだという。私自身は移民ではないが、「移民でない人は移民であるかのように」生きることはできるだろう。永遠に続く国などなく、いつ移民になってもおかしくないのだから。あらゆる判断基準から自由であろうとすること、思い出や記憶に左右されずに、つねに新鮮な目でものをみようとすること、まったく未知の言語を学んだ時に、一語も理解できない状態から、手探りで、まちがえながら、すこしずつ理解するようにして世界を理解しようと努めること、そのときはじめて、人は創造的になれるのかもしれない。2022/07/07

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