出版社内容情報
100種のシンボルの意味と歴史を語る
「円周率を表す記号をπにしたのは誰?」「コンピュータのキーボードに?がつくようになったのはなぜ?」このような問いに、誰が簡単に答えられるだろうか。おなじみ&や$から、占星術、科学、数学、点字、エモティコン、果てはクリンゴン語まで、Unicodeに割り当てられている記号から主要な100種の意味と歴史を語る。
スティーヴン・ウェッブ[スティーヴンウェッブ]
著・文・その他
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳
内容説明
選りすぐられた100の記号の知られざる歴史と意味に迫る。
目次
はじめに―グリフの豊かさとTEXの喜び
第1章 キャラクタ・スケッチ
第2章 時代時代の記号
第3章 印と驚異
第4章 ちんぷんかんぷん(ギリシア語みたいに)
第5章 紙の上の無意味な斑点
著者等紹介
ウェッブ,スティーヴン[ウェッブ,スティーヴン] [Webb,Stephen]
イギリスのオープン・ユニバーシティの物理学者
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
名古屋工業大学助教授を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおり
25
そもそも知らない記号や「え?これって記号だったの?」というものもあり、勉強になりました。···と、言いたいところですが、これからも使うことはないであろう記号等も多々あり、すぐに忘れそうです😅2020/08/19
DEE
10
この世に溢れる記号の数々。発音記号、円周率、著作権、トランプ、ト音記号、通貨記号、バーコードなど。 それらがどのように生まれ、どんな使われ方をしてきたかがそれぞれの記号ごとに記されている。 まぁ、よくわからないものも少なくないが… 意識して自分の周りを見渡すと、こんなにたくさんの記号に囲まれているのかと驚く。 もしも記号がなかったら、色々な情報はもっと複雑でもっと回りくどかっただろう。 それにしてもあのよく出来たリサイクルマークが1970年からあるとは驚き。2019/06/04
Minamihama
9
E=mC2 この式は、等価エネルギー(E)は、質量(m)に光の速度(c =〜3×108 m / s)を乗じたものとして計算できることを示しています。 この式では、Cは光の速度に使用されます。 ほとんどの人は、Cがコンスタントの略だと信じています。 この式では、Cは常に変化せず、299792458 m / sであるため、理にかなっています。 しかし、Cは元アルバートアインシュタインの論文ではVと書かれていました。 Vは速度に由来します。 2020/03/17
ふう
9
事典と言うけどそこまで大量に載ってるわけではなし。それに解説もちょっとピンと来ないものもあった(これは私の知識と読解力のせいかもしれん)。いやーそれにしても記号って色々あるよなーとしみじみ思う。記号と言えば、夫の「?」に「!」で返す妻のエピソードはすごく好きだ。2019/11/13
Mzo
9
タイトルのとおりの本。いろんな分野(といっても大半は科学関連)の記号の由来やエピソードを、1つにつき3ページで分かりやすく記載している。隙間時間に読んで「へ~」となるのに向いた本ですね。QRコードが日本の発明であることは、もっと広く知られてもよいと思う。2019/06/10
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