モーツァルトのムクドリ―天才を支えたさえずり

個数:

モーツァルトのムクドリ―天才を支えたさえずり

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月24日 01時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791771066
  • NDC分類 488.99
  • Cコード C0045

出版社内容情報

実はムクドリはおしゃべりが上手?
モーツァルトはムクドリをペットとして飼っており、そのムクドリはピアノ協奏曲第十七番の旋律をさえずった、という逸話がある。ナチュラリストでもある著者が実際にムクドリを飼っていた体験をもとに、モーツァルトのムクドリを基点としてムクドリのおしゃべりについて、音楽、言語学などと結びつけながら考察する。ムクドリを研究材料ではなく、ペットとして愛情深く育て、観察することで他には描かれたことのないムクドリの姿を描く。

ライアンダ・リン・ハウプト[ライアンダリンハウプト]
著・文・その他

内容説明

モーツァルトがたった34クロイツァーで購入したペットのムクドリ。当日の支出簿には、ムクドリのさえずったメロディと「Das war schon!(美しかった!)」というコメントが記されていた。筆者がモーツァルトにならい、実際にムクドリを飼いながら書かれた愛ある一冊。

目次

前奏 インスピレーションの群れ
第1章 シアトルのムクドリ
第2章 モーツァルトと音楽泥棒
第3章 招かざる客、予期せざる驚き
第4章 ムクドリのおしゃべり
第5章 ウィーンのムクドリ
第6章 ムクドリはどうやって学んだのか
第7章 チョムスキーのムクドリ
間奏 鳥とモーツァルトの時間の感覚
第8章 同じ羽を持ったものどうし
第9章 モーツァルトの耳と天球の音楽
終楽章 三つの葬儀と想像の翼

著者等紹介

ハウプト,ライアンダ・リン[ハウプト,ライアンダリン] [Haupt,Lyanda Lynn]
アメリカのナチュラリスト、作家、エコ哲学者、講演者。これまでに、鳥をテーマにした著作が四冊あり、ワシントン州図書賞を受賞するなど、高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

26
自分がムクドリを飼った記録(違法らしいが…)とモーツァルトがムクドリを飼っていた史実について述べたエッセイ。2018/10/24

かもめ通信

25
「鳥好き+モーツァルト好き」には特にお薦め、「モーツァルトはいまいちだけど音楽は好きで鳥も苦手ではない」または「音楽には興味がないけれど鳥や動物が好き」にもお薦めできる。ただし「鳥は苦手」という人にはあえてお勧めはしない。読む前に勝手に思い描いていた内容とはかなり違っていたけれど、面白い1冊だった。2018/10/29

ゆかっぴ

8
モーツァルトのイメージががらりと変わりました。大作曲家とムクドリとの関係を発端に自身もムクドリを飼って愛情を注いで観察する著者の姿も興味深かったです。ムクドリの歌声を聞いてみたい。写真も可愛かったです。2020/03/27

ひばりん

5
きわめて優れた音楽本であるにもかかわらず、必ずしも書店の音楽書棚に配架されず、生物学棚に置かれていることが理由であろうか、、、音楽関係者に着目されずにいるのが惜しい一冊。ムクドリは、オウム並みに人間の歌を記憶し、模倣するという。一方ではモーツァルトが、一匹のムクドリを愛し、弔った歴史を追う物語であり、他方では生物学者である筆者自身がムクドリを飼い音楽がかならずしも人間だけのものではないことを解き明かす認知心理学的な実験の書である。

Ryoichi Ito

5
1784年5月27日,ウィーンのとある小鳥店で一羽のムクドリが,書き上げたばかりのピアノ協奏曲の主題旋律を歌うのを聞いたモーツァルトは「支出簿」に"Das war schon!"と書きつけ,そのムクドリを買いとった。未発表の曲をなぜムクドリが歌えたか?アメリカで最もきらわれている野鳥,ムクドリはキュウカンチョウに劣らぬモノマネ鳥だと言う。著者はモーツァルトのムクドリ体験を実証すべく雛から育て,この愛すべき野鳥と暮らしながら本書を書き上げた。我が家の戸袋にムクドリが青い卵を産み付けたことを思い出す。 2019/05/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13143691
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品