モダニズム崩壊後の建築―1968年以降の転回と思想

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  • サイズ 46判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791770984
  • NDC分類 523.06
  • Cコード C0070

出版社内容情報

パリ、東京、ロサンゼルス、北京…、全てに〈否〉と、世界は叛乱に包まれた!
パリ5月革命に発した学生の造反有理に、法・制度・慣習・理性は厳しく問い直され、社会は破壊された。構造主義によって、モダニズム建築が人類を救うという神話もあえなく崩壊。建築は象徴性と威力を失って久しく、無個性な商業ビルが林立の今日、建築の新たな可能性とは何だろうか? 建築史の第一人者が手繰り寄せる、建築の新たな息吹とおもしろさ。

五十嵐太郎[イガラシタロウ]
著・文・その他

内容説明

揺れる大地、われわれはどこに立脚するのか。モダニズム崩壊後の、目まぐるしくも大胆に躍動する建築デザイン。そのダイナミズムの深層にあるものとは何か。かわいい家、ヤンキーなるもの、ファッションと建築、窓や屋根の形への執着、震災後の居住空間―。グローバリズムが猛威を振るうさなかの全く新しい建築言語の出現に、気鋭が果敢に挑む21世紀建築論。

目次

1 1968年前後の建築(1968年―パリの五月革命をめぐる思想と建築;アーキグラムがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ! ほか)
2 うちへのまなざし(建築家にとって住宅とは何だったのか;戦後日本における集合住宅の風景 ほか)
3 装飾・身体・ファッション(ルイ・ヴィトンから学ぶこと;建築とファッション―コム・デ・ギャルソンからパワード・スーツまで ほか)
4 ポストバブルの日本建築(平坦な戦場に生きる遅れてきたものたち;オルタナティブ・モダン―近代の底が抜けた後に ほか)

著者等紹介

五十嵐太郎[イガラシタロウ]
1967年フランス・パリ生まれ。東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。専攻は建築史。現在、東北大学大学院工学研究科教授。2008年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミショナーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

塩崎ツトム

16
パリ五月革命からアーキグラム、大阪万博、黒川紀章と磯崎新。ファッションと建築。ヤンキー・バロックと言う概念。一番興味深いのはポストバブルの若手建築家が抱える、社会からフロンティアや空白地帯が失われた「平坦な戦場」という問題。未来は建築からも失われた。新しい巨大商業ビルができるが、それはわたしのための建築ではない。ものすごい勢いでメディアが商業的に消費され、何もかもが加速し、過去を懐かしむ余地すらないが、未来は一向にやって来ない。次の大阪万博はその「未来の喪失」を突きつけられることになるんだろう。2022/10/14

takao

3
1968年5月 パリの5月革命 学生の敗北 2022/12/14

 

2
哲学的に小難しいとかの前に、小論集合で話題があっちに行ったりこっちに来たりなことと、言及される建築物の写真が一部のみで一々検索が必要だったのが、あまり好みではなかった。建築家の話の中では割と現実的な視点も含んでいるのはよかった(デカい公共建築の仕事が少ない等)。西欧の輸入、あるいは都市の再建の時代に啓蒙的仕事となったのは必然な気もする。今はスタイルの模索が進んでいるが、大きな物語が終焉した今となっては全ては消費されるスタイルに過ぎない気もする。カワイイの意味するところ、オルタナティブモダン、は面白い2024/08/17

hanya

0
シチュアシオニストの時代から現代までの建築論。建築理論の裏付けは思想史と美術史をメインとしつつ、社会状況やサブカルチャーとのつながりも密接ということを知った。建築のファザードとファッションとの類似点の話はかなり印象に残った。2022/05/21

引用

0
各所に書いた論考をまとめたものなので全体を一貫する論はないが、鈴木博之の章とヤンキーのバロックは面白い2020/09/29

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