出版社内容情報
150年の時を越えて日本人数学者が天才リーマン教授に会いに行く。インタビューの形式で未解決問題を検証する風変わりな数学書。
小山信也[コヤマシンヤ]
著・文・その他
黒川陽子[クロカワヨウコ]
著・文・その他
内容説明
150年が経っても未だ全貌が見えない、数学史上最大の難関「リーマン予想」。現代の日本人数学者が、19世紀ドイツにタイムスリップし、予想の“その後”を語り尽くす!数学への愛がくれた、奇蹟の対話。
目次
第1部 リーマン予想とは(出逢い;ゼータの起源;リーマン教授と複素数;リーマン予想と量子化)
第2部 どれくらい未解決なのか(ヒルベルトからミレニアム問題へ;苦闘の歴史)
第3部 解決に向けた道(セルバーグ・ゼータ関数;絶対数学;深リーマン予想)
数学の地平
著者等紹介
小山信也[コヤマシンヤ]
1962年新潟県生まれ。数学者。東京大学理学部卒業。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。専門は整数論、ゼータ関数論、量子カオス。東洋大学理工学部教授
黒川陽子[クロカワヨウコ]
1983年栃木県生まれ。劇作家。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2007年、『ハルメリ』で第13回劇作家協会新人戯曲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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