古事記学者(コジオタ)ノート―神話に魅せられ、列島を旅して

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古事記学者(コジオタ)ノート―神話に魅せられ、列島を旅して

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  • サイズ A5判/ページ数 274,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791769681
  • NDC分類 913.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報



三浦佑之[ミウラスケユキ]

内容説明

「浦島太郎」は昔話ではなく恋愛小説、金印「漢委奴國王」は偽造、古事記の序は偽書で、律令国家の歴史書ではない…。ときに天衣無縫、ときに傍若無人。異色の古代文学者の魅惑の世界へようこそ。型破りな説を展開しつづける「不良」研究者のすべて。

目次

第1幕 吹きかえす 神話再生(まんが・小説に描かれた古事記;スーパー歌舞伎 ヤマトタケル;宝塚歌劇 スサノオ―創国への魁 ほか)
第2幕 あおられる 旅の足跡(異界につながる岩と洞窟;神の宿る風景;古事記の舞台を歩く ほか)
第3幕 うそぶく 時評風に(疑うことから始めたい;皇紀二千六百年、その他;天皇、かく語りき ほか)

著者等紹介

三浦佑之[ミウラスケユキ]
1946年、三重県美杉村(現・津市)生まれ。成城大学文芸学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学。共立女子短期大学、千葉大学を経て、立正大学教授。古代文学を専攻し、伝承・昔話や地方の言語などを多岐にわたり研究。1987年に『村落伝承論』(五柳書院)を著し第五回上代文学会賞受賞。2002年に古老の語り口調で訳した『口語訳古事記』(文藝春秋)で第一回角川財団学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

獺祭魚の食客@鯨鯢

21
六本木「文喫」での二冊目です。最近になって三浦佑之氏は三浦しをん氏の父親ということを知りました。古事記ブームの立役者として学術者でありながら古事記を始めとする古代の神話をわかりやすく著述し、神話が日本人の精神的なルーツであることを普及させることに尽力しています。 本書は古事記に関連する論考をオムニバス風に並べてあり知的好奇心をくすぐるものばかりです。 池澤夏樹氏の現代語版についても述べており、文学者と研究者との立場の違いによりその作品化の方向性が違うことについての見解はなるほどと思いました。2018/12/15

袖崎いたる

9
概ね、古事記と遠野と震災と政治について。まず、近代化に際して蒼生を国民化するために日本神話が適用された。それはつまり書の権威化であり、こういってよければ神格化でさえあった。著者は敢えて古事記への日本という視角の排去を推奨する。火中の栗を拾おうとする好奇心に信仰はいらないという訳。なので著者の錘鉛が降りる先には古事記のテクスト化がある。読者が読もうとする欲望の在り方を慰める神話の解剖とは、物語に国家や天皇といった政治性を診るのではなく、生活を基礎づける文学性(自意識ならぬ字意識としての?)を確かめることだ。2017/02/16

らいしょらいしょ

2
古事記好きとしては、一応手にとってみなくては。しかしこれ、エッセイ?内容深!細か!けど、「コジオタ」というぐらいだから、やはりこうなるのだろう。金印については「へえ」と思うことも。遠野物語は読んだことないので、さらっと流した。こうの史代さんの漫画は是非とも読んでみたい。「この世界の〜」はよかったもんなあ。ちょっと期待。2017/04/18

kira

2
エッセイ……なんだけれど、圧倒的な質のせいで、エッセイとは思えない、立派な研究書(の概要)だ。この本を読んで、三浦先生がこの春で定年退職されると知り、寂しい気持ちになった。著書の中で我が恩師の本も紹介されていて、恩師の本も読み返したくなったので、家をほじくり返して見ることになりそうだ。2017/03/10

Makiko Mihara

1
古事記研究の三浦先生のエッセイ・書評集。なかでも紹介されていた「ぼおるぺん古事記」。気になって3冊取り寄せちゃいました。2020/04/05

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