出版社内容情報
ニュータウンから、近代の問いへと向かう。進歩と成長の時代にうまれた千里ニュータウンや湘南ライフタウンは、いまや老朽化が進み、荒廃しつつある。ニュータウンの終末以後、わたしたちは、どのような生活のための空間を創出し、生きることができるのか。本書は、この問いをめぐって、哲学、建築思想、文学などから示唆を得つつ、哲学的な考察を試みる。自らもニュータウンで生まれ育った気鋭の思想家による、今後の都市の生活空間の展望を開く画期の書。
内容説明
進歩と成長の時代にうまれた千里ニュータウン湘南ライフタウン。いまや老朽化が進み、壊れゆく世界となったその場所で、わたしたちは、どのような生活のための空間を創出し、生きることができるのか。自らもニュータウンで生まれ育った気鋭の思想家による、まったく新しい都市の生活空間論。
目次
第1部(生きられたニュータウン;ニュータウンと自然;人工・超都市・集団性)
第2部(人工都市の空間;空間の静謐/静謐の空間)
第3部(巨大都市化と空間秩序;崩壊のふるまい/ふるまいの崩壊;ニュータウンの果て)
第4部(都市の物語 箱、錯綜、混淆;静かな都市)
著者等紹介
篠原雅武[シノハラマサタケ]
1975年神奈川県生まれ。専門は哲学、都市と空間の思想史。1999年京都大学総合人間学部卒業。2007年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。現在、大阪大学大学院国際公共政策研究科特任准教授。2016年に開催されるヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館制作委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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浅香山三郎
カイロス時間
ああああ
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しんしん