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出版社内容情報
スマートで奇妙なパズルのワンダーランド!!ノンセンス連発・続出で有名な「奇怪なお茶会」パーティの真っ只中に迷い込んだ少女。妹のXマス・プレゼントにと本屋に行った少女みどりは、手にとった絵本の中の渦にまきこまれ未知の世界へ。何と、そこでは『不思議の国のアリス』のお茶会が開かれていて、帽子屋が奇妙なパズルを出し続けていた。理論尽くしの問いはファンタジーもどき――。ご存知、アリスも三月ウサギも眠りネズミも、そのパズルを解きながら果てし無くお茶会を続けている…。少女もいつかそれに参加する運命に。少女はいったい、ここを脱出し家に帰ることができるのだろうか?図版多数!!
内容説明
ワープして迷い込んだ場所が、あの不思議の国の「奇妙な」お茶会。パズルに一心不乱のご存知アリス、帽子屋、三月ウサギ、眠りネズミの姿に、目を回すばかりの21世紀の少女。難問・奇問続出のワンダーランドから少女は無事生還できるのだろうか。
目次
渦の中へ
お茶会へようこそ
アリスとシロウサギは出会えるの?
世界の中心
ツバメたち
世界でいちばん強い魔方陣
奇妙なテーブル
ウサギは何キロ走ったのか?
あなたはわたしのお父さんではありません
ツバメたちの再来
脱出
著者等紹介
伴田良輔[ハンダリョウスケ]
作家、写真家として活躍する一方、世界のパズル史、カード史の研究家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まー
33
数の世界にとびこんだら、アリスのお茶会に迷いこみ、帽子屋たちと数学的なパズルを解く…。そんなシュールなシチュエーションですが、頭の体操に楽しめます(歯が立たず、答えをすぐ読んじゃうけど)。2017/01/28
じゃすぽ
24
近頃読メで頻繁にヒグチユウコさんの絵を見かけるようになったなーと、私も流行りに乗って(笑)主人公のみどりが神保町の本屋さんに向かう設定がすでに面白い。名前がナナとかではなくなんでみどり?(笑)そして終わりのないお茶会で終わりのないパズルをする…果たして元の世界に戻ることはできるのか。ひねくれてて、終わりがなくて、答えがない。あーゾクゾクする。先が見えない、答えがないこと大好き。あとがきも良かった。とってもチャーミングな作品。2015/12/28
りらこ
19
表紙がヒグチユウコさんの絵と、数学の棚にあったので手に取ってみました。あっさりと読了。対象年齢が絞りきれてない。大人向けなのかな?パズルも一般人向けを意識してなのか微妙に易しい。でも素数燕の話は楽しめた。あと666の話。円周率の第144位まで3を抜かして足すと666は知らなかった。さらっと正十角形の内角の和が144度って書いてあるけど間違いよね?内角の和1440度で1つの角が144度じゃない?真面目に読んでてそこでガクッ。2022/08/14
gokuri
3
不思議の国のアリス仕立てのパズル集。(図書館本) パズル集の難易度は、読者によって感覚が異なるので難しいようです。 全体として難易度もそれほど高くないし、出題の文章も、回答もそれほどエレガントでもない。いまいちおしゃれでない。 付録のパズル集も、線引き問題が多く、バラエティ度が不足している。2022/08/19
suzu
1
図書館の数学書のところにあり、表紙が気になって思わず借りましたが、数学書というよりは児童書でした。内容もパズルも頭の体操兼休憩といった感じでさらりと読み終えました。2017/08/11